Be Free Issue: 『スケート・キッチン』 来日インタビュー”それがどこであれ、自分たちの居場所(=スケートパーク)をキッチンにしてしまおう。キッチンにいるんだから好きにやらせてもらうよ、ってこと”/Interview with Kabrina Adams, Ajani Russell, Brenn Lorenzo and Jules Lorenzo about “Skate Kitchen”

NeoL / 2019年5月14日 18時0分

Be Free Issue: 『スケート・キッチン』 来日インタビュー”それがどこであれ、自分たちの居場所(=スケートパーク)をキッチンにしてしまおう。キッチンにいるんだから好きにやらせてもらうよ、ってこと”/Interview with Kabrina Adams, Ajani Russell, Brenn Lorenzo and Jules Lorenzo about “Skate Kitchen”



ニューヨークで活動するガールズスケートクルー、スケート・キッチンをフィーチャーした映画『スケート・キッチン』が日本公開された。映画誕生のきっかけは、クリスタル・モーゼル監督が街で見かけたメンバーたちに声をかけ、Miu Miu制作のショートフィルム『That One Day』(2016)を手がけたこと。それを元にした本作は、メンバーのラシェル・ヴィンバーグ演じるシャイな主人公カミーユがスケート・キッチンと出会い、友情や恋愛、セクシュアリティ、親との関係など、10代ならではの悩みを抱えつつ日々を謳歌する姿を、まるでドキュメンタリーのように描いている。日本公開に合わせて来日したスケート・キッチンのメンバー、カブリーナ・アダムス、アジャニ・ラッセル、双子のブレン・ロレンゾとジュールス・ロレンゾに話を聞いた。(→ In English)




――映画『スケート・キッチン』の公開おめでとうございます。たくさんの日本のキッズが本作を楽しみにしています。


全員「ありがとう!」


――スケート・キッチンというガールズスケートクルーは、どのようにして始まったのですか?


カブリーナ・“ムーンベア”・アダムス「私たちが一緒にスケートするようになったきっかけは、Miu Miuのためのショートフィルム(本作のクリスタル・モーゼル監督が手がけた2016年制作の「That One Day」)だった。それまでは、お互いのことを別々に知っていたんだ。2人(ブレンとジュールス・ロレンゾ姉妹)のことはチェルシーで見かけていたよ」


ジュールス・ロレンゾ「ニーナ(・モラン/カート役)を通して知り合ったんだよね」


カブリーナ「うん、みんなニーナと知り合いだった」


アジャニ・ラッセル「私は(ニーナと)同じ学校だった」


カブリーナ「アジャニのことは撮影を始めるまで知らなかったな」


アジャニ「私はカブリーナのことを知っていたけど、友だちではなかったよね」


カブリーナ「うん、遊んだりしたことはなかったね。他のみんなにはチェルシーでニーナを通して知り合った」





Brenn


――自分たちのことをスケート・キッチンと名乗り始めたのはいつ頃?


カブリーナ「確か(ショートフィルムの)撮影を始めた週末だったと思う。インスタのアカウントもそのときに作ったんだ」


――スケート・キッチンという名前の由来は?


アジャニ「それがどこであれ、自分たちの居場所(=スケートパーク)をキッチンにしてしまおうということ。それはつまり、女性はキッチンに居るべきだという固定観念に物申しているわけ。ラシェル(・ヴィンバーグ/主人公カミーユ役)がYouTubeにアップされた女性スケーターの動画に、『キッチンに戻って俺のサンドウィッチでも作っとけ』というような、すごく失礼なコメントが書き込まれているのを見たらしくて。だから、そのようなステレオタイプをあえて読み変えたのがスケート・キッチンなんだ。私たちはキッチンにいるんだから好きにやらせてもらうよ、ってこと」


――最初にスケートに興味を持ったきっかけは?


カブリーナ「トニー・ホーク! 実は彼とスケートしたことがあるんだ。かなりクレイジーだった!」


ジュールス「彼はすごくクールだったよ!ニュージャージーに14フィートくらいの深さがある彼の巨大なランプがあるから、スケートしに行ったんだ。滑ろうとしたんだけど、トライするたびに落ちてしまって。そこへトニーがやって来て、『もう少し強く壁に押し上げてごらん、その方が楽に降りられるから』って。そしたらできたの!ああああ!って感じだった(笑)」



――ジュールスとブレンとアジャニがスケートをやることになったきっかけは?


ジュールス「子どもの頃、学校から帰ってきたら隣の家の人がスケートしているのを見たこと。パパが昔スケートしていたこともあって、ママが私たち姉妹にボードを買ってくれた。両親がいつもスケートパークに連れて行ってくれたから、そのまま続けたっていう感じ。ニューヨークに引っ越したときも同じで、スケートパークを見つけたから行ってみたんだ」


アジャニ「私は17歳の頃に始めたんだ。テレビで『ロケット・パワー』っていうアニメを観ていたんだけど、レジーっていう女の子が出てきて。それを観てずっとスケートしてみたかったんだけど、怖かったんだよね。でもニーナが最初のボードを組み立ててくれて、『もうスケートできないなんて言わせないよ』って。それ以来、ずっとスケートしてる」





Kabrina


――本作を手がけたクリスタル・モーゼル監督は、電車であなたたちのことを見かけて声をかけてきたそうですね?


ジュールス「うん、クリスタルはニーナとラシェルに偶然会ったんだよ。ディディ(・ラヴレース/ジャネイ役)から、『私たちと会いたがっている監督がいるんだって。ショートフィルムを作るから、あんたたちや他の子たちとも話したいらしい』と言われたのを覚えている。それで、クリスタルと公園で会って、スケートとかいろんなことについて話した。私たちも彼女について知ることができたし、彼女も私たちを理解してくれて。それからショートフィルムを撮影することになった」


――監督はスケーターではなかったんですよね?あなたたちを理解するために、撮影前にある程度の時間を一緒に過ごしたのですか?


カブリーナ「うん、クリスタルは私たちとかなりの時間を過ごしていたよ」


アジャニ「私たちがクリスタルと過ごしたんだよ(笑)。彼女の家に入り浸っていたよね」


カブリーナ「映画『スケート・キッチン』について話し始めるまでに、一年くらいは一緒に過ごしたかな」


――本作にはちゃんと物語があって、でもそこには信ぴょう性があるので、まるでドキュメンタリーのようにも感じました。脚本を書く段階から参加したのですか?


ブレン・ロレンゾ「脚本を書く段階でクリスタルが私たちを集めて、スケートだけに限らず全般的な人生経験について、みんなでいろいろと話した。そういった話を彼女が脚本に落とし込んでいったんだ。だからこそ、この映画はリアルに感じられるんだと思う。脚本があるとはいえ、私たちが経験したことや実際に言いそうなことがたくさん書かれていたから、ものすごく自然に演じられるシーンもあったし。それに私たちは本当の友だちだから、一緒に演じやすかったし、お互いの間にたくさんの化学反応が起きたんだろうね。だからこそ、こんなにリアルに感じられるんじゃないかな」


――劇中のみんなの衣装もとてもよかったです。それぞれ個性的ですよね。


カブリーナ「衣装は自前なんだ」


アジャニ「今日のパンツは劇中でも履いてるよ(笑)」


――デヴォン役のジェイデン・スミスとの共演はいかがでしたか? 彼がスケートするとは知りませんでした。


カブリーナ「ジェイデンはスケートできるよ。現場でも…役者の代わりに演じる人のこと何ていうんだっけ?」


ジュールス「スタントダブル?」


カブリーナ「そうそう、彼にはスタントダブルは必要なかった」


ジュールス「彼はすごくクールだった。一緒にいて楽しかったし、私たちとスケートもしたんだ。共演できてよかった」





Jules


――友だちと一緒に撮影に参加して、映画に出演するという体験はいかがでしたか?


ジュールス「ものすごく楽しかった。特に私の場合は、以前よりもたくさんスケートすることになったから。前はけっこうやっていたんだけど、ちょっと休んでいて、でもこの映画をきっかけにスケートが大好きな理由を再認識させられた。だから、まずは以前よりもスケートをたくさんするようになったこと。2つ目は、映画を通してたくさんの友だちができたこと。それに、この映画は私たちにたくさんの扉を開いてくれた。旅をしたり、仕事の機会だったり、新しい出会いだったり、いろんなことを与えてくれたんだ」


――この映画の前と後で変わったことはありますか?


ブレン「変わったことは、女性のスケーターを多く見かけるようになったこと。以前よりもすごく増えたと思う。私がスケートを始めた頃は、女の子は全然見かけなかったけど、今では世界中にたくさんいるよね。ニューヨークやアメリカ国内だけでなく世界中にいるから、ものすごくいいなと思う」


――日本の女の子たち、特にスケーターの女の子たちにとっても、本作とあなたたちは大きなインスピレーションになると思います。


カブリーナ「(日本人のスケーターを)何人か知ってるよ!」


ジュールス「初来日したとき、スケーターの女の子のグループに会ったんだ。めちゃくちゃうまかった!」


――スケートパークでは男性スケーターにひるんでしまう女性もいると思うので、そういう話を聞くとうれしいですね。


ジュールス「特に男性優位の場所だと、男たちは威圧的な存在になりかねないよね。スケートパークに行ったら女の子は自分と友だちだけで、そこに2、30人の男がいたりすると、『女は私だけだ!』って思ってしまう。特に始めたばかりの頃は、自分のスケートのスタイルについて人目を気にしてしまったり、『このトリックができないから私はあまりうまくないんだ』と思い込んでしまったりする。でもずっと続けていけば、最終的には自分のレベルなんて気にせず、とにかく楽しむことが大切だと学べるはず」


――なるほど。


ジュールス「本作のようなプラットフォームを持てたことはすごくよかったと思う。それによって女の子たちに、支え合う女性たちの姿を見せられるから。私たちは誰もプロになろうとしているわけではないし、プロスケーターは一人もいない。それぞれ違うみんなが一緒にスケートして楽しむだけ。それが一番大切なこと。ただ楽しみたいだけなんだ。女の子たちには、たとえ場違いな気がしても、その場に行ってとにかく楽しもうという気になってほしい。他の人がどう思うかなんて気にしないでほしいな」






Ajani


――ライバル対決などを描くスケート映画も少なくないですが、本作は違っていてすごくよかったです。


ジュールス「その通り! 面白いことに、カットされたシーンの中には競争するシーンがあったんだ。でも、この映画にはしっくりこなくてカットされた。それが逆によかったんだと思う。スケートの映画ってほとんどが競争を描いているよね。でも、私の友だちで競争する人はあまりいないから、この映画はより現実的だと思う。本当に競技とかをやっている知り合いはごく少数なんだ。他のみんなは楽しむためにスケートをしている。それはこの映画にも映し出されていて、みんなが一緒にスケートして、ただティーンエイジャーとして好きなことをやっている姿が見られるよ(笑)」


――競技といえば、スケートボードは2020年の東京オリンピックのオフィシャル競技です。


ジュールス「イエス!」


カブリーナ「私はまた来日するつもり」


――オリンピックとスケートボードについては様々な意見がありますが、あなたたちはどう思いますか?


ジュールス「スケートボードがオリンピックに採用されるのは、とても興味深いことだよね。良い点と悪い点があると思う。良い点としては、スケートボーダーがより大きな舞台に立てるから、これまで以上に高い注目を集められること。今は誰もが注目するスポーツというわけではないから」


ブレン「スケートボードについては、けっこうネガティブな見方をされることが多くて。だからオリンピックによって、もっとポジティブな視線が集まるんじゃないかな」


ジュールス「とはいえ、スケーティングをジャッジすることについては、いつも変な感じがする。ストリート・リーグ(プロスケーターを対象にした国際大会)でも、ある人がすごくスタイリッシュなキックフリップをする一方で、難易度は高いけど、まあまあなトレフリップをする人がいたりする。それをジャッジするとなると、私に言わせれば、どうやってベストを決めるわけ?となる。それは考えるべき興味深い点だと思う。でも盛り上がると思うし、誰が代表チーム入りするか楽しみだな」







――本作にはスケートシーンが描かれているだけでなく、フェミニズムやセクシュアリティ、友情、親子関係など、多彩な要素が含まれています。あなたたち自身がこの映画を通して特に伝えたかったことはありますか?


ジュールス「私は白人以外の女性を、脇役ではなくメインの登場人物としてスクリーンに登場させたかった。私が子どもの頃もそうだったし、一般的にスケートシーンでは、黒人やヒスパニックの女の子はあまり見かけないから」


アジャニ「私はまったく見かけなかった」


ジュールス「うん、たいていは白人の女の子だけだよね」


アジャニ「2014年くらいまでそうだった!」


ジュールス「確かに!」


アジャニ「ジェン・ソトやサマリア・ブレヴァードが脚光を浴びるまではね」


ジュールス「そうだね。『私みたいな女の子でスケートしている子はいないんだな』って、ずっと思っていた。この映画は白人ではない女性たちがスケートする姿を見せるだけではなく、彼女たちがスクリーンに登場することで、白人ではなくても映画は作れるということを証明できたんじゃないかな(笑)」


――スケートのどういうところが一番好き?


ジュールス「多くの場面で、自分自身を信じさせてくれたところ。いろんなトリックに挑戦していると、最初はできないって思う。でも、そんな姿勢だと何もできないんじゃないかって思うんだ。スケートに対する考え方は、人生における何事にも適用できる。何かを成し遂げようと信じてトライし続けていると、最終的にできるようになるから。自分のやりたいすべてのことに適用できるんだよ」


ブレン「私にとってスケートは、他のすべてのことからの良い息抜きになっている。とにかく楽しんで、自分に幸せを与えてくれる人たちと一緒にスケートすれば、外のストレスから解放されるんだ」


アジャニ「私は肉体的にも精神的にも、自分自身の意欲をかき立ててくれるところがすごく好き。スケートをしていると、いかなる自己不信や恐怖も静めざるを得ないんだ。それに一度トリックが決まると、中毒性があるんだよね」


カブリーナ「私はスケートが日々の生活に溶け込んでいるところが好き。自分がスケートボーダーでいるために、毎日スケートパークに行く必要なんてない。ただボードを持ち歩いて、ストリートでスケートできれば、それでいいんだ」


――日本の観客には本作からどんなことを感じ取ってほしいですか?


カブリーナ「それが何であれ、本作が彼らの人生にポジティブなものを与えられたら、それだけでOKだよ」


ジュールス「うん、特に決まったことではなくていい。何でもいいから、何かポジティブなものを感じてほしい」


アジャニ「私の人生における信条は、自分自身を恐怖に支配させないこと。この映画を作るにあたって、クリスタルには(観客を)大いに力づけられるような作品にしたいと話した。だから、そういったエッセンスが日本の観客にも伝わるといいな」










photography Ryosuke Yuasa
text Nao Machida
edit Ryoko Kuwahara






『スケート・キッチン』
skatekitchen.jp
5月10日(金)より 渋谷シネクイントほか公開中
2018/アメリカ/106分/ R15+/原題:Skate Kitchen
監督:クリスタル・モーゼル
出演:スケート・キッチン(カブリーナ・アダムズ/ニーナ・モラン/ジュールス・ロレンゾ/アーディーリア・ラブレス/レイチェル・ヴィンベルク/アジャニ・ラッセル/ブレン・ロレンゾ)、ジェイデン・スミス、エリザベス・ロドリゲス
配給:パルコ 宣伝:ビーズインターナショナル/リージェンツ
(C) 2017 Skate Girl Film LLC.



This interview is available in English






――Congratulations on the film. We are so excited to have you here, and a lot of Japanese kids are very excited to see the film.


All: “Thank you!”


――First of all, how did you start the Skate Kitchen?


Kabrina “Moonbear” Adams: “We did a short film for Miu Miu (‘That One Day’), and that's how we started hanging out. Before that, we knew each other separately. I saw you guys (Brenn and Jules) at Chelsea.”


Jules Lorenzo: “I knew you through Nina (Moran.)”


Kabrina: “Yeah, everyone knew each other through Nina.”


Ajani Russell: “Some of us went to school together.”


Kabrina: “I didn't know Ajani yet, until we started filming.”


Ajani: “I knew who you were, but we weren't friends.”


Kabrina: “Yeah, we never hung out or anything. Everybody else I met through Nina at Chelsea.”







――When did you start calling yourselves the Skate Kitchen?


Kabrina: “I think it was that weekend that we were filming. That's when the Instagram was made.”


――What does the Skate Kitchen mean?


Ajani: “So we make wherever we are the kitchen, and that is deliberative of the stereotype that women belong in the kitchen. Rachelle (Vinberg) would see comments on YouTube videos of female skaters like, "get back to the kitchen and make me a sandwich" like very rude things. So it's basically reappropriating that stereotype. When we are in the kitchen, we can do whatever the f*** we want.”


――What was it that got you interested in skating in the beginning?


Kabrina: “Tony Hawk! We actually skated with him. It was so crazy!”


Jules: “He was so cool! We went to New Jersey to skate, because there is his huge ramp that's like 14 feet deep. I was trying to skate one part of it, but I kept falling down the ramp every time I tried to go. And then he came over and he was like "Hey, try pumping up the wall a bit harder, it helps you go down easier." And then I did it! I was like ahhhh! [laughs]”


――What about you guys? What was it that got you interested in skateboarding?


Jules: “We saw our next-door neighbor skating when we were younger, when I came back from school. Our dad used to skate when he was younger, and so our mom got my sister and I skateboards. They would bring us to skate parks all the time, so we just kind of continued. And when we came to New York, it was the same thing. We found skate parks and we just go to it.”


Ajani: “I started when I was 17. I watched this TV show called "Rocket Power" and there was this girl called Reggie on it. And I always wanted to skate, but then I was scared. And then Nina built me my first board. She was like ‘now you can't say you can't skate.’ So I've been skating since then.”







――Is that true that the director, Crystal Moselle talk to you guys on the train?


Jules: “Yeah, she ran into Nina and Rachelle. I remember Dede (Lovelace) said ‘this director wants us to meet up. Because she's doing a short film and she wants to talk to you guys and a couple other girls.’ So we met Crystal at the park and talked for a while, just about skating and tons of different things. We got to know her and she got to know us. And we went on to shoot the short film.”


――Crystal was not a skater, right? Did she spend some time with you guys before filming to understand your world?


Kabrina: “Yeah, she spent a lot of time with us.”


Ajani: “We spent a lot of time with her [laughs.] Yeah, we were at her house.”


Kabrina: “We were hanging out with her for a year before we started talking about the movie, Skate Kitchen.”


――This film has a storyline, yet it feels so authentic and feels almost like a documentary. Were you guys involved in the script writing process?


Brenn Lorenzo: “For the script writing process, Crystal brought us all together and we all sat and talked to her, and told her different life experiences we've had, whether it's through skating or just other general life experiences. And she took all those things and put them into the script. That's why the movie comes across in such a realistic way. Even though it's scripted, there was a lot of stuff that we've actually being through, and lots of stuff we genuinely say. So it all felt really natural when we were doing certain scenes. And also, since we are all genuinely friends with each other, it made it easier for us just to have a good connection, and there was a lot of chemistry with one another. So I think that's why it has such an authentic feel to it.”


――I also loved the way you dressed in the film. You guys dressed very differently from one another.


Kabrina: “Those are our own clothes.”


Ajani: “I wore these in the movie [laughs.]”


――How was it like working with Jaden Smith who played Devon in the film? I didn't know that he skates.


Kabrina: “Yeah, he can skate. He didn't have any... what do you call those people that fill in for you?”


Jules: “Stunt doubles?”


Kabrina: “Yeah, he didn't have a stunt double.”


Jules: “He was really cool. He was fun to be around, also we went to skate and he hung out with us, too. It was nice working with him.”







――How was this whole experience filming with your friends and now you are in a feature film together?


Jules: “It was a lot of fun for me, especially since it made me skate so much more than I was. I guess I skated a lot and then I stopped for a bit, and this movie made me realize why I love skating so much again. First of all, it made me skate a lot more. Second of all, it introduced me to a lot of friends that I have now. And it also opened up tons of opportunities for us whether it's traveling or job opportunities or meeting new people and stuff like that.”


――Are there anything that changed after this film?


Brenn: “I started seeing a lot of female skaters. There's just so much more than I did. When I first started skating, I didn't see any girls. Now there is a bunch all over the world. It's not even just New York or the United States, it's worldwide, so it's really really nice.”


――I think this film and you are going to be a big inspiration for a lot of Japanese girls as well, especially skater girls.


Kabrina: “We know some!”


Jules: “When we first came here, we met a group of skater girls and they are all super good, too!”


――That's nice to hear because I know some girls are a bit intimidated by guys at skate parks.


Jules: “Guys can be very intimidating, especially when it's a male-dominated space. You go in and you see you and your friend are only girls, and there are like 20 - 30 guys at the park, it’s like, "I'm the only girl here!" I know sometimes, say when you're just starting out, sometimes you feel self-conscious about how you skate, and be like ‘oh I can't do this trick, so I'm not that good.’ But eventually, as you continue doing it, you learn to not care about what level you are at, but it's just about having fun.”


――I see.


Jules: “I think having this platform is really good, because we are able to show girls just like women supporting each other. And none of us are trying to be pros, and none of us are professional skaters. We are all different and are going to have fun skating and that's the main thing. We just want to have fun. That's what we're always trying to show to motivate girls to get there and do what they want, even if they don't see themselves in that space and just have fun. Don't care what other people think of you, and stuff like that.”








――There are many skate movies that are about competitions, but this one is not and I really loved it.


Jules: “Exactly! It’s funny because one of the scenes that didn't make into the film was like a competition scene. But then it just didn't really fit into the movie, so they took it out. And I can think that it worked even better, because tons of skate movies are basically all about competition. But I think our film is more realistic, because not too many of my friends do competitions. Only a few amount of skaters that I know genuinely try to compete and do stuff. The rest of us just skate for fun, and that's what this film is showing, people hanging out skating, being a f***ing teenager and just doing what you want [laughs.]”


――Speaking of competitions, skateboarding is going to be in Tokyo 2020.


Jules: “Yes!”


Kabrina: “I'm coming back.”


――There are different opinions about skateboarding in the Olympics, but what do you think about it?


Jules: “The Olympics and skateboarding is very interesting. I think there are pros and cons to it. Pros - because it puts skateboarders on a broader platform and it gets way more attention. Because now not everybody is looking at it, paying attention to it.”


Brenn: “There is a lot negative stuff about skateboarding, so it would bring more positive stuff to it.”


Jules: “However, also, it's just always weird when it comes to judging skateboarding. Even when they have Street League, somebody could do a kick flip but have a lot of style to it, and somebody could do a treflip but just looks like, alright whatever, even though it's a harder trick. So when it comes to judging it, for me, it's like how you are going to judge who's the best? So that is one thing that's interesting to think about. But it's going to be cool, and I'm excited to see who's going to be on the team for it.”







――This film is not just about skating but there are elements of feminism, sexuality, friendship, problems with your parents and etc. What were some of the things that you wanted to convey through this film?


Jules: “One of the things that I wanted to convey was showing women of color especially on the screen, as not just side characters but being the front and center main characters of the film. Because when I grew up, even just for skating in general, I didn't see too many black girls or Hispanic girls skating.”


Ajani: “I didn't see any.”


Jules: “Yeah, it's usually only white girls.”


Ajani: “Not until like 2014!”


Jules: “Exactly!”


Ajani: “Until they discover Jenn Soto and Samarria Brevard.”


Jules: “Yup. For a while, I'd think like "OK, there are no girls who look like me skate." And I can think this film shows not only women of color skating, but just women of color being in these spaces and existing, being on screen showing that you don't just have to have a white experience to make a movie [laughs.]”


――What do you love the most about skating?


Jules: “I just love how it just made me believe in myself for a lot of stuff. I know when I try certain tricks, at first I'm like I can't do this. But then, how do you expect to do anything with that attitude? You can apply the way your mentality for skating for anything else in life. If I believe I want to do something and keep trying and doing it, I'll eventually get it. You can apply it to anything you want to do.”


Brenn: “It's just a nice break from everything else that you are doing. Because as long as you can just have fun and really hang out with the people who bring you happiness, and it's just nice to skate from any other outside stresses.”


Ajani: “I really like how it challenges myself in a physical, mental space. It really forces me to quiet my mind with all my self-doubts and fears. Also, once you start landing tricks, it's addictive.”


Kabrina: “I just like how it's integrated into everyday life. I don't need to go to the skate park everyday to be a skateboarder. I just need to take it with me, skate down the street and I'm good.”


――What would you like Japanese audiences to take away from this movie?


Kabrina: “I think as long as it brings something positive to their lives, then it's ok.”


Jules: “Yeah, it doesn't have to be anything particular. It could give you whatever anybody wants, just something positive.”


Ajani: “My life thing that I'd like to live by is not to let myself to be ruled by fear. And I told Crystal when we were making this movie that I wanted it to be very empowering. So I hope that essence is viewed from the audiences here.”












photography Ryosuke Yuasa
text Nao Machida
edit Ryoko Kuwahara


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