「Making-Love Club」VOL.10が開催。区切りのない空間を生きる私たちが負うものとは。
NeoL / 2019年5月29日 13時0分
2017年3月にモデルの中川えりなを中心に発足したクリエイティブ・コレクティブ「Making-Love Club」。 三ヶ月に一度のペースでイベントを開催しマガジンを発行。イベントでのトークセッションではカルチャーが交錯する時代を捉え、日常議論されにくい話題も、ターゲット層が潜在的な興味を寄せるテーマとしてざっくばらんに取り上げ、 「政治も愛もセックスも、同じテーブルの上で話せる空間を目指す」カルチャーイベント&マガジンとして注目を集めている。10回目を迎える今回は、“What we owe to each other“がテーマ。マルチクリエイター/PETRICHOR編集長、ラッパーThirteen13として注目を集めている歌代ニーナや、卒業制作『忘却の先駆者』がロッテルダム国際映画祭に選出された若手映像作家のUMMMI.、インディペンデントマガジン『Emotional Love』編集長で、近著『もう一度、春の交差点で出会う』が話題になっている綿貫大介らがトークセッションに参加する。
高純度エレクトロニックミュージックを軸とし、ロック、ポップス、エクスペリメンタルまで網羅したバリエーション豊かな作品を立て続けにリリースしているSSWのUtaeによるスペシャルライブが開催されるほか、20歳のトラックメイカー/プロデューサーpavilion xoolによるパフォーマンスも開催される。また、紙媒体『Making-LoveClub』のissue8のローンチイベントも兼ねており、会場ではバックナンバーも併せて購入可能。
ステートメント
元号が変わり新たな時代の風が吹いたような街の装いを見ていると、新たなスタートを切れるような気がしてくる。
なんらかの区切りを設けることで、晴れ晴れとした気持ちでリセットできるのは、どうやら元旦だけじゃないらしい。「あけおめ」から始まるメッセージが一年に二度もやってくると、〈区切り〉とは一体なんなのだろうと考えてしまう。
様々な時代区分で眺めることができるのが歴史だ。
戦争を知らない私たちは、天皇制も国歌も国旗も戦前とは違った形で捉えているように感じる。国家は小学校のときから学校行事などで何気なく歌ってきたから、親しみはあった。ただ、「君が代」の「君」が天皇を指すのだという政府の解釈を知ったのは、かなり大人になってからだ。
〈戦前/戦後〉という区分は何を意味するのだろう。
今の私たちのように生きたかったであろう、戦争で亡くなった同年代のあの人たちと私たちの間にはどのような関係があるのだろうか。
時代を区切ることで、心を切り替えて前に進めるのは素敵に聞こえる。でも、それはカレンダーや歴史の教科書に書かれているだけだ。実際のところ私たちは区切りのない空間を生きている。
Making-Love Club vol.10 “What we owe to each other“
2019年6月6日(木)
時間:19:30-23:00
会場:LOFT HEAVEN
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-12-13八千代ビルB1F
料金:door ¥1000 with 1 drink
https://www.loft-prj.co.jp/schedule/heaven/118948
TALK SESSION:二部構成「What we owe to each other」
トーク登壇者:モデル 中川えりな 、マルチクリエイター 歌代ニーナ、映像作家 UMMMI. 、Emotional Love編集長 綿貫大介
LIVE: Utae、pavilion xool
Making-Love Club
政治も愛もセックスも、同じテーブルの上で話せる空間を目指すカルチャーイベント&マガジン。2017年3月にモデル中川えりなを中心に発足したクリエイティブ・コレクティブ。三ヶ月に一度のペースでイベントを開催しマガジンを発行している。感度の高いユース層に向けたコンテンツを用意している。
公式Instagram
https://www.instagram.com/makingloveclub/?hl=ja
公式Twitter
https://mobile.twitter.com/makingloveclub
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https://www.neol.jp/culture/
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