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ベルリン在住の日本人アーティスト塩田千春の大規模展覧会が森美術館で開催中

NeoL / 2019年7月30日 12時14分

ベルリン在住の日本人アーティスト塩田千春の大規模展覧会が森美術館で開催中

塩田千春
《どこへ向かって》 
2017 / 2019年
白毛糸、ワイヤー、ロープ
展示風景:「塩田千春展:魂がふるえる」森美術館(東京)2019年
Courtesy: Galerie Templon, Paris/Brussels
撮影:木奥恵三


森美術館で10月27日(日)まで「塩田千春展:魂がふるえる」が開催中。


ベルリンを拠点にグローバルな活躍をする塩田千春は、記憶、不安、夢、沈黙など、かたちの無いものを表現したパフォーマンスやインスタレーションで知られるアーティスト。個人的な体験を出発点にしながらも、その作品はアイデンティティ、境界、存在といった普遍的な概念を問うことで世界の幅広い人々を惹きつけてきた。なかでも黒や赤の糸を空間全体に張り巡らせたダイナミックなインスタレーションは、彼女の代表的なシリーズとなっている。


「塩田千春展:魂がふるえる」は塩田千春の過去最大規模の個展。副題の「魂がふるえる」には、言葉にならない感情によって震えている心の動きを伝えたいという作家の思いが込められている。大型インスタレーションを中心に、立体作品、パフォーマンス映像、写真、ドローイング、舞台美術の関連資料などを加え、25年にわたる活動を網羅的に体験できる初めての機会だ。「不在のなかの存在」を一貫して追究してきた塩田の集大成となるこの個展を通して、生きることの意味や人生の旅路、魂の機微を実感しよう。


また同個展では、塩田千春氏本人を交えたトークセッションや塩田氏の作品とダンスが融合したパフォーミング・アーツ・プログラムなど様々なイベントが予定されている。
※展示関連イベントの日程などの詳細は公式WEBサイトでご確認ください。





撮影:Sunhi Mang


塩田千春 略歴:
1972年大阪生まれ、ベルリン在住。世界各地で精力的に作品を発表している塩田千春は、美術館、国際展、ギャラリーなどで、これまでに約300本の展覧会に参加。近年では年間20本前後の展覧会に参加するなど、国際的にも高い評価を得ている。日本では2001年の第1回横浜トリエンナーレに出展した《皮膚からの記憶》にて注目を集め、2008年には国立国際美術館(大阪)で「精神の呼吸」、2012年に丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(香川)で「私たちの行方」、2013年に高知県立美術館で「ありがとうの手紙」など数々の個展を開催。2015年には第56回ベネチア・ビエンナーレ国際美術展(イタリア)の日本館代表として《掌の鍵》を展示した。


会場:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
会期:2019.6.20(木)~ 10.27(日) /会期中無休
開館時間 :10:00~22:00(最終入館 21:30)
※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
※ただし10月22日(火)は22:00まで(最終入館21:30)
料金:
一般 1,800円
学生(高校・大学生)1,200円
子供(4歳~中学生)600円
シニア(65歳以上)1,500円


前売りチケット:
・チケットぴあ [Pコード:769-685]
一般  1,500円
販売期間:発売中~2019.10.27(日)
・ウェブチケット(アソビュー)
一般 1,500円ほか
販売期間:発売中~2019.10.27(日)


公式WEBサイト:
www.mori.art.museum

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https://www.neol.jp/art-2/

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