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パフォーマンスとニューメディアの先駆者ジョーン・ジョナス。作品世界に迫る展覧会開催

NeoL / 2019年11月20日 11時53分

パフォーマンスとニューメディアの先駆者ジョーン・ジョナス。作品世界に迫る展覧会開催

Joan Jonas, Reanimation, 2010/2012/2013. Installation view, Gavin Brown’s enterprise, New York, New York, 2017. Photo by Thomas Muller


ジョーン・ジョナス京都賞受賞記念展覧会「Five Rooms For Kyoto: 1972–2019」が、京都市立芸術大学ギャラリー @KCUAにて開催される。会期は、12月14日から2020年2月2日まで。


その長きに亘るアーティスト活動を通じて、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、 複数のメディアを融合させた表現を追求してきたジョーン・ジョナス。テーマを世界の情勢によって少しずつ変化させながら、重層的かつ 詩的な構造を持つ作品を、83 歳となった現在もなお精力的に発表し続けている。


本展では、ジョナス作品の重要なキーワードとなる女性、物語、環境問題などを辿りながら、その作品世界を紹介する。5室の展示室のうち、最も大きな部屋で展開されるのは、近年の代表作とも言える《Reanimation》。インスタレーションとパフォーマンスの2バージョンを有するこの作品は、本展とロームシアター京都での公演とでその両方が鑑賞できる。パフォーマンス作品において、映像や音、小道具、衣装が彼女の身体と相関しながら展開していくのに対し、インスタレーション作品では、彼女の身体の不在を埋め尽くすかの如く、複数の要素がさらに濃密に絡まり合って、展示空間を飲み込んでいく。


彼女が劇場空間と展示空間をそれぞれどのように捉え、イメージやアイデアを相互に移動させながら作品世界を構築していくのかを、鑑賞者自身の身体で感じ取ることのできる貴重な機会となる。





Joan Jonas, Lines in the Sand, 2002. Installation view, Light Time Tales, Hangar Bicocca, Milan, Italy, 2014–15. Photo by Agostino Osio





Joan Jonas, Organic Honey’s Vertical Roll. Performance at Ace Gallery, Los Angeles, California, 1972. Photo by Larry Bell


ジョーン・ジョナス京都賞受賞記念展覧会
「Five Rooms For Kyoto: 1972–2019」
会期:2019年12月14日(土)〜2020年2月2日(日)
会場:京都市立芸術大学ギャラリー @KCUA
http://gallery.kcua.ac.jp/exhibitions/20191214_id=16982#ja

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https://www.neol.jp/gallery1/

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