インテリアデザイナー近藤康夫の仕事を通して、ブティックデザインと什器デザインを紹介する展覧会が開催、倉俣史朗による名作チェアも展示

NeoL / 2019年12月2日 11時32分

スパイラルシェルフ　YOHJIYAMAMOTO京都BAL　1999年　デザイン：近藤康夫
photo by Nacása & Partners

インテリアデザイナー近藤康夫の仕事を中心に、ブティックの什器デザインを紹介する展覧会「デザイン百貨店」が、日本橋高島屋S.C.本館の「高島屋史料館TOKYO」4階展示室で開催中。会期は、12月22日まで。入館料は無料。

近藤康夫は1950年東京生まれのインテリアデザイナー。1972年に東京造形大学造形学部デザイン学科室内建築専攻を修了し、三輪正弘環境造形研究所やクラマタデザイン事務所を経て、1981年に自身のデザイン事務所を設立。

代表作に「東証アローズ（東証Arrows）」や「カッシーナ・イクスシー（CASSINA IXC.）」「コムデギャルソンシャツ（COMME des GARÇONS SHIRT）」「ヨウジヤマモト（Yohji Yamamoto）」などがあり、1981年から2003年頃までに手掛けたブティックデザインの数は400を超える。

本展では、1980年代から2000年代にかけて、近藤が手掛けた商業施設をはじめとするブティックデザインや什器デザインにフォーカスを当てて紹介する。空間デザインと家具デザインの分野で世界的に知られた倉俣史朗による名作チェア「ミス・ブランチ（Miss Blanche）」を展示するほか、倉俣と近藤による作品とそのディテールを、写真やスライド、模型で解説する。

デザイン：倉俣史朗≪Miss Blanche（ミス・ブランチ）１９８８年
©KURATA DESINGN OFFICE photo by Hiroyuki MORI

デザイン：近藤康夫　photo by Nacása & Partners

デザイン百貨店－百花繚乱ブティックデザイン－
会期：2019年10月23日（水）〜12月22日（日）
開館時間：11:00〜19:00　
会場：高島屋史料館TOKYO 4階展示室
（日本橋高島屋S.C.本館4階・5階　※5階旧貴賓室は、セミナー開催時のみ開館）
休館日：月・火曜日
入館料：無料