箱根に誕生した「本と出会う」ホテルとは?
NeoL / 2020年3月8日 9時50分
何も考えず本と向き合う時間は無条件に楽しい。街の書店にフラッと寄って、装丁や、裏表紙のあらすじをまじまじと見つめてみたり、フィーリングに任せて予定にない本をたくさん買ってみたり。当たり外れはあるけれど、時々、長い付き合いになるような本に出会えるのだから面白い。でもそれは少し昔の話。もう、気軽に立ち寄れるほど書店は多くないし、ネット書店や電子書籍も広まって、今はもっぱら「決め打ち」状態。確かにハズレは少ないけれど、何か物足りない。本はその出会い方も重要なのかもしれない。同じように思う人も多いのではないだろうか。
そんな時、ふと耳にしたのがブックホテル「箱根本箱」。
本の取次で有名な日販(日本出版販売株式会社)の保養所であった「あしかり」を、旅館のプロデュース・再生・運営を手がける出版社「自遊人」がリノベーション&プロデュース。「本と20時間の出会いを体験できる場を」というコンセプトのもと、「すべての本が実際に買える、本をコンセプトにしたホテル」が誕生した。暮らしに彩りを添える6ジャンル、「衣・食・住・遊・休・知」を中心に選書し、その数は新書と古書、洋書あわせて約1.2万冊。すべての本が購入可能で、ラウンジやレストラン、ショップなどあらゆるところにある本棚から魅力的な出会いが溢れている。
全18室ある客室には全室に温泉露天風呂と各界の第一線で活躍されている人の愛する本を並べた「あの人の本箱」を設置。一つとして同じ部屋・本箱はないという。あえて「本を読むこと」に囚われなくてもいい。思考を整理したり、ダラダラしたり、何もしなくてもいい。しかし、そばには本がいる。これが「本のある暮らし」の提案ということだろう。
このほかにも、暮らしに彩りを与えるグッズを取り揃えた「ライフスタイル& アルチザンショップ」やショートフィルムの総合ブランド「ShortShorts」とコラボレーションした「本箱シアター」など心地よい空間が完成されている
決して読書家だけではなく「本と離れてしまった人」にこそ利用してほしい、という箱根本箱。ずっと忘れていた「本との出会い」があるかもしれない。
「箱根本箱」
・〒250-0408
住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320−491
・電話番号:0460-83-8025
・公式webサイト:http://hakonehonbako.com/
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