6月12日、清水文太×Hiroki Ikegawaワークショップレコーディング「知るを知る。」開催
NeoL / 2020年5月26日 21時2分
■自分をより深く知るモードにスイッチする音楽
これまで本と出会うための本屋「文喫」は、スイッチをつくることで読書体験のリデザインに挑戦してきた。
入場料は「本との出会う時間」を、本と過ごすためのビールは「本を読んでいる時間」を、リッチにするスイッチとして機能している。
そして次なる挑戦として、出会う時間と読んでいる時間のあいだにある「本を読み始めるまでの時間」に音楽でスイッチをつくる。
聴くと感情のセンサーが高まって深く自分に問いかけるような体験ができる、読書のための音楽。本を読もうというモチベーションを上げてくれる音楽。
そんな音楽をアーティストの清水文太氏とオンラインワークショップを通して制作する。
文喫の考えるスイッチミュージックとは、ディープな読書体験へと没入するための音楽。
文喫六本木の提供する一味ちがう読書体験に繋がるワークショップを体験していただき、
ワークショップの最後にスイッチミュージックの素材となるレコーディングを行う。
そして、レコーディングした音源を用いてアーティストが音楽を作成し、
スイッチミュージックとして参加者に提供する。
スイッチミュージックはワークショップでの体験と結びつき、
水泳選手がレースの前にお気に入りの音楽を聴いて集中を高めるように、
ディープな読書体験へとあなたを誘うスイッチとなるだろう。
■ワークショップについて
「こんにちは。清水文太です。
この世界の言葉や事象、景色や人間の心をコラージュするように音楽を制作する僕にとって、
『知る』ことは大切なプロセス。画用紙に色や図形を描く感覚です。そんなこの世には
不条理なことや楽しいことが転がっている。それを見つめ、自らに投げかけることで
自我を問うことができると思う。僕のような、まだ知らない色を探し求める青年と、
青々とした色んな空を渡り歩くひろき君とのワークショップ、
よかったら参加してくれたら嬉しいです。 」
今回のワークショップは「知るを知る」をテーマに行う。
本を通して感情の解像度を上げていくことで自分の知らない自分を知る。
同じテーマに取り組む他者との対話を通してさらに理解が深まる。
そんな内容のワークショップになっている。
清水氏の対談相手として世界的に活躍するメタルコアバンド
「Crossfaith」のベーシストHiroki Ikegawa氏がゲスト登壇する。
清水氏はHiroki Ikegawa氏をゲストに招いた理由をこう語る。
「彼と明け方から朝まで、メッセージのやり取りをしたとき、
『文太君の紡ぎ出す言葉はとてもまっすぐで強い。目を背けたくなるくらいの光を感じさせて、
沢山の人に気づきを与えてる、君は、道や街、コミュニティを照らすんや。』
と言われたんです。そんな風に人のことを
表現できる、言葉のパズルを持った彼は適任だと確信しています。」
Hiroki Ikegawa氏は今回のワークショップのテーマである「知る」ということについて、
文章を寄せて頂いた。
「知らない音楽があるという事が嫌だった。親の言う遠くの中学校に行ったものの馴染めず、
地元に友達がいる訳でもなく、ただ家に帰る日々の中で僕の持つ欲の多くは音楽に向かい、
その知識が、またはそのノイズが遮断された自分を保つ唯一の術だった。
楽器を始めると自ずと年上の人と話す機会が増えて、そのバンドを知らないと言うことが
恥ずかしかったし、知ってゆく中で新たな自分を発見することが嬉しかった。
だからもっと音楽が知りたかった。自分の知るという事の原体験をイメージするとここだった様に思う。
そして今は音楽を超えて自分の事だ、と思える世界、フィールドを見つけて学ぶ事を欲している。
知るという事は何かネガティブなものを新たな自己を発見する中で変換、昇華する事に繋がっている。
幅広く活動する文太君と公の場で言葉を交わせる事、またこの局面を迎えた世界の中で知る事を
考えている人達と交流できる事をとても心待ちにしている。
来るべき新しい世界を共に作りましょう。」
■スピーカープロフィール
・清水 文太
1997年12月1日生まれ。
スタイリストとして、19歳から水曜日のカンパネラのツアー衣装や、著名人、テレビ・企業広告のスタイリング、Benettonをはじめとしたブランドのアートディレクションを手掛ける。コラムニストとして雑誌「装苑」の連載などに寄稿。2019年11月20日にアルバム『僕の半年間』を発売。RedbullMusicFesでのDJ・ライブ出演など、アーティスト・スタイリスト・クリエイティブディレクターとして多岐にわたる活躍を見せている。
Instagram:@bunta.r / @bunta.works
Twitter:@0caloriefood
・Hiroki Ikegawa
1990年5月21日生まれ。兵庫県宝塚市出身。
これまでに40ヵ国以上200近くの都市に渡りCrossfaithのベーシストとして世界を駆け回る。
またバンドにおいてのマーチャンダイズ、LOOKBOOKのディレクターでもあり、
warp Magazineの20周年特集号への文筆での参加やカルチャー面での活動も精力的に行なっている。5月20日にCrossfaithから新譜「SPECIES EP」が発売された。
Instagram:@hirocrossfaith
Twitter:@hirocrossfaith
■イベント概要
「知るを知る。―ワークショップレコーディング:読書のためのスイッチミュージックをつくる」
【日時】6月12日(金)18時00分~20時00分
【会場】オンライン開催
(Peatixにてチケット購入後、ご登録メールアドレスにZOOMの配信URLを送付)
【定員】20名
【料金】5,000円(税別)
清水文太氏の制作するスイッチミュージックの楽曲データ代金を含みます。
楽曲データは7月以降、楽曲の完成後に送付予定です。
【参加方法】
6月3日(水)23:59までにお申し込みいただいた方から、抽選でご参加いただけます。
当選された方には6月5日(金)以降ご登録のメールアドレスにチケットの購入方法と事前アンケートをお送りします。
お申込みは下記URLからお願いします。
・お申込みURL:https://forms.gle/136Q4GUwqYwY33B48
・お申込期間:2020年5月20日(水)18:00~6月3日(水)23:59
【注意事項】
※応募フォーム(https://forms.gle/136Q4GUwqYwY33B48)からのご応募のみ受け付けております。
店頭、 お電話でのご応募は致しかねます。
※お申し込みは、お1人様1回のみとなります。 複数回お申し込みの場合は抽選対象外と致します。
※6月5日(金)以降、当選の方にのみメール配信いたします。 メールの受信設定にご注意ください。
当選結果についてのお問い合わせはご遠慮ください。
【タイムテーブル】
17:30-18:00 ZOOMオープン
18:00-18:45 清水文太 × Hiroki Ikegawaトークセッション
「自分を知ること。本を読むこと。」(仮)
18:45-19:30 ディスカッションタイム:参加者と共に「自分を知る」を考える。
19:30-20:00 レコーディングタイム: 心に残ったフレーズや感じたことを表現し、録音する
関連記事のまとめはこちら
https://www.neol.jp/culture/
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