森山未來・黒木華が岸田國士の戯曲で新しい観劇体験に挑戦。7月12日ライブ配信決定!
NeoL / 2020年6月30日 13時34分
新型コロナウイルス感染拡大の影響による休館から約4ヶ月、静かに再開の時を待っていたBunkamuraシアターコクーンが、いよいよ始動する。
その再始動はシアターコクーンでの上演が初めてとなる岸田國士の数々の戯曲。
今年生誕130周年を迎える日本の現代演劇の父、岸田國士の「恋愛恐怖病」を軸に、とある男女が、他愛ない会話を重ねスリリングに関係を変えていく様を、シアターコクーンでは『プルートゥ PLUTO』や、『メトロポリス』『オイディプス』などに出演、国内外のアーティストと挑戦的な作品作りを続ける森山未來と、確かな演技力と柔軟な発想力で幅広く活躍、多くのクリエイターから厚い信頼を得ている黒木華が演じる。
「劇場から演劇を発信したい、劇場の空気を感じてほしい」と考えていたシアターコクーンと、ICTを活用した文化芸術振興にかねてから取り組んでいるNTT東日本の協力により実現したこの企画は、今までの舞台中継とは一味違う、“ライブ配信のための演劇”を模索し、映像とライブパフォーマンス両方の“いいとこ取り”な作品を目指す。
その鍵を握るのは、シアターコクーン初登場の若きアーティストたち。
歌舞伎から現代劇まで多彩な演目にシャープな目線で斬り込む杉原邦生。
劇場機構を大胆に使ったパフォーマンス作品「インターンシップ」を始め、空間の環境的文脈を辿り、その根幹にあるものを描き出す梅田哲也。
さらにBaobabの北尾亘、角銅真実ら7名のミュージシャンも加わって、劇場に新しい風を吹き込む。
“眠っている劇場が再び動き出していく”その様子を、普段は見ることができない機構や空になった舞台、舞台裏やスタッフまでをも作品に取り込み、「演劇とは何か」という問いに思いを巡らせながら、試行錯誤を繰り返し目指す、新しい観劇体験にぜひご期待を。
《《シアターコクーン・ライブ配信『プレイタイム』概要》》
原作 岸田國士「恋愛恐怖病」ほか
構成・演出 梅田哲也
演出・美術 杉原邦生
出演 森山未來、黒木華、北尾亘
演奏 角銅真実、秋生智之、ハラナツコ、竹内理恵、巌裕美子、千葉広樹、古川麦
スタッフ 撮影:渡邉寿岳、衣裳:藤谷香子、音楽:角銅真実
舞台監督:南部丈、照明:田中基充、音響:武田安記、ヘアメイク:山口恵理子
劇場機構操作:渋谷ステージセンター
協力 NTT東日本
主催/企画・製作 Bunkamura
原案 梅田哲也「インターンシップ」
会場 Bunkamuraシアターコクーン
●イープラス「Streaming+」ライブ配信チケット ※配信チケットはイープラスのみの取り扱い
ライブ配信日:2020年7月12日(日) 配信開始:19:30~
チケット料金:2,500円(税込)
チケット発売日:2020年7月9日(木)10:00~
チケットお申込み:https://eplus.jp/playtime/
※ご利用には「e+(イープラス)」への会員登録が必要となります(入会金・年会費は必要ありません)
配信チケットに関するお問合せ:https://eplus.jp/streamingplus-userguide/
●オンラインチケットMY Bunkamura登録者限定 劇場観劇チケット(若干席数)
チケット料金:5,000円(税込)
チケット<抽選>申込期間:2020年6月29日(月)12:00~7月4日(土)23:59まで
チケットお申込み:https://mybun.jp/playtime
*発売は、オンラインチケットMY Bunkamuraのみのお取り扱いとなります。Bunkamuraチケットセンター及びその他プレイガイドでの発売はございません。
*お申込みは1登録者につき1回のみ1枚までの枚数制限がございます。*未就学児童のご入場はご遠慮いただいております。
MY Bunkamuraに関するお問合せ: https://www.bunkamura.co.jp/faq/mybunkamura/index.html
「プレイタイム」公式サイト: https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/20_playtime.html
「プレイタイム」公式twitter:https://twitter.com/cocoon_live
公演に関するお問合せ: Bunkamura 03-3477-3244(10:00~18:00)
《《『プレイタイム』作品について》》
眠っていた劇場に次第にスタッフが集まり仕事を始める。すると、空っぽの劇場に俳優の声が響き渡り、岸田國士の作品世界が立ち上がっていき……。
本作では観客の記憶にある劇場、カメラが捉える劇場、演劇に満たされていく劇場など、シアターコクーンの多彩な表情にアプローチ。
映像と演劇の境界を泳ぎながら「演劇とは何か?」に迫る。
関連記事のまとめはこちら
https://www.neol.jp/culture/
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