組織の闇を白日の下に…内部告発者のその後

NewsCafe / 2013年9月14日 12時0分

今年2月、福岡県の障害者就労支援施設で、施設次長による暴行事件が発覚した。知的障害を持つ男性に対し、千枚通しを投げる、エアガンで撃つ、ザリガニのはさみで鼻を挟む…といった虐待を繰り返したといい、そのショッキングな内容から大きく報道された。
そしてこの事件を巡り、先月末、さらなる問題が浮上したのだ。上記事件について福岡法務局に内部告発した元職員2名が「告発を理由に不当解雇された」と表明。同施設を運営するNPO法人「リブロ」に対し、解雇後の賃金の支払いなどを求め、福岡地裁に労働審判を申し立てていたことが分かったのである。
同法人理事長は、逮捕された元次長の父親。告発した元職員は、理事長から急な異動や雇用形態の変更を命じられ、最終的には解雇されたとしている。"内部告発"にもいろいろなケースがあり、その後の展開も様々だが、この件はかなり極端な例だろう。
そこでNewsCafeのアリナシコーナーでも「内部告発者を解雇、どう思う?」という調査が実施された。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…14.6%】
■告発するくらいの人は、辞める覚悟でするのでは。
■会社の反勢力なんだから辞めるしかないんじゃない?
■不当だと思うけど一緒には働けない。
■口が軽い輩は信用しない!!
■いてもイジメられるだけ。自分から辞める!
■己の正義を貫くなら犠牲も必要でしょ。
■解雇しても組織としては手遅れに近い。普段からルールの徹底を。
■いづらいしお互い妥協点を見つけるしかない。
■正当な解雇理由があれば。
■内容による。社内の出来事は他言しないのは原則。

【ナシ…85.4%】
■ナシだけど、組織にはいられないと思う。これが現実…。
■解雇=事実を認めた!! って事でしょ。
■善良な告発者を解雇するのは、言語道断です。
■内部告発して解雇されるんだったら誰も告発する人がいなくなる。
■法的にはナシ…現実は飼い殺し、ハラスメントから自己退職に追い込む。
■自分たちの悪さを暴露された逆ギレは最低!!
■ザ・ブラック企業。
■ダメな会社のパターンだね~。
■バレないようにやらないとね。それか辞めるつもりで。クビはダサイ。
■でもどうせ勤めにくくなるだろうけれど…。

結果は【ナシ派】8割超と圧倒的。少数派の【アリ派】も「解雇を認めるわけではなく、残っても仕事しづらいだろうから」というコメントが多かった。なかには「会社内のことを他言するのはルール違反」という意見もあったが、会社のルールが社会のルールからはみ出している場合、誰かが告発しない限り歪んだままだろう。
しかし結局のところ、それは理想論である。不正をしている企業や組織は星の数ほどあり、いちいち告発していては明日の暮らしも危ういようなご時世…と言わざるを得ない。ただ、上記の事件のようなケースは、なんとしても告発者の生活が守られるべきだと思うのだが…。

[文・能井丸鴻]

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