【解説】新春放論:夫婦円満のコツ

NewsCafe / 2014年1月10日 15時0分

日本経済新聞は不思議な新聞である。我が家ではカミさんは「大局的な経済動向に関心無し」なので「日経は出発駅のキオスクでの購入」である。郊外からの「各駅始発の電車」で読むには適当な分量なのである。お陰でキオスクのおばさんとは顔なじみになり「今日も頑張って…」と言われる始末である。最近ではスマホ族が増殖中だが「車中で日経を読む女性」が増えているのは心強いのである。

長年の疑問は「日経の多くは事業所に配られる&駅で売られている。ならば連載小説はなぜ土曜も日曜日も切れ目なく掲載されるのか。2日空くと折角の話がつながらない。読者無視・販売の実情無視ではないか」である。日経に勤務する友人にいくら話しても改善されないのである。そんな訳で「土曜日・日曜日の日経はほとんどお目にかからない・紙面も株欄が無く寂しい限りだろう」と思っていたが12月のさる休日に仕事へ。駅でいつもの癖で日経を購入。本紙は大して読む所は無かったが「別刷りに面白い企画もの」が掲載されていた。

テーマは「夫婦円満のコツ」である。第一のお題は「今年一番の感謝」。妻の答えは「①家事を手伝ってくれた②一緒に旅行に出かけた③好きな事を自由にさせてくれた④疲れている時に気を使ってくれた」。夫の答えは「①そばにいてくれるだけで嬉しい②1年間お互いに健康でいられた③毎日きちんと料理を作ってくれた④毎日しっかり家事をしてくれた」である。妻の我欲・即物中心から見ると夫の感謝は日常に根ざした可愛いものである。平均的な夫は「それなりに家事を手伝っている」と思うものだが「妻はまだ足りない」と思っているのである。第二のお題は「喧嘩したら」。妻の答えは「①翌朝に普通に朝の挨拶をする②自分が悪い場合はすぐ謝る③言いたい事を全部言い合う④暫く顔を会わさず頭を冷やす」である。夫の答えは「①自分が悪い場合はすぐ謝る②言いたい事を全部言い合う③納得するまで話し合う④翌朝に普通に朝の挨拶をする」である。謝る・話し合う・時間を置く…で夫婦で順位は違うが似た様なものである。

ある結婚式のスピーチで『夫婦は一番近しい他人である。一心同体は無理である。そこで必要になるのがコミユニケーション力である。「言わなければ伝わらない」と思うべし』があった。なかなかに味わいのあるスピーチと思うのである。畏友は『日本の男性は全体で見ると家事への参加が少ない。平日はさておき「休日は家事手伝い」と割り切るべきである。ゴルフの接待でとれるほど仕事は甘くない。最近では若い世代を中心に「夫の育児参加」が向上している事は素晴らしい』と言う。我が家の息子も子供が生まれてから「実にまめまめしくなった」のである。「1年の計は元旦にあり」では無いが「お互いに自分の有り様を考える」は重要と思うのである。そして「お互いに言わないとわからない」はすべてに通じるものであると思う。フェイスブックの「いいね」やLINEのスタンプでは…と思うのである。

[気になる記事から時代のキーワードを読む/ライター 井上信一郎]

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