国民を励ます"応援歌"とは?

NewsCafe / 2014年2月11日 16時50分

【国民を励ました応援歌】

東日本を襲った未曾有の大震災からまもなく3年が経とうとしている。現在の被災地は復興が進んでいるのだろうか?この疑問は3年前と変わらず、このまま風化してしまうのではないかと不安を募らせている被災者。

震災当時、筆者は宮城県仙台市にいた。地震発生から間もなく、電気をはじめライフラインが閉ざされた。被災者が口々にしていたのは「震災の状況が全く分からない」自分たちの置かれている状況が分からず陸の孤島におかれている心境だった。
兎にも角にも情報を得なければと思い、NHK仙台放送局に駆け込んだ。非常用電源で稼働していた一台のテレビに200人以上もの人々寄り集まり、食い入るように観ていた。中には津波の映像で絶望的に崩れ落ちる人や、放心状態の人もいた。
余震が収まる気配もなく、外では雪が降り続きたき火で暖を取り皆がラジオに耳を傾け寒い夜を過ごしていた。
そんなとき、ラジオの震災情報の合間に流れる全国から寄せられたリクエストソングに皆が励まされていた。見ず知らずの数十人が声を揃え歌っていたその時は自然と不安を忘れ一時の救いになった。


今回、News cafeでは『定番のバイブルソングといえば?』でアンケートを実施しました。結果は以下の通り。
※回答総数…491件

【3位】DREAMS COME TRUE 「何度でも」 10.2%
■仕事でへこたれた時に励まされた。
■実際に(震災時)聴いてました。諦めない気持ちがダイレクトに伝わってきて涙が出たけど、元気・勇気も湧きました。

【2位】坂本九 「上を向いて歩こう」 12.7%
■辛いときには「上を向いて歩こう」を歌って、涙をこらえて元気を出したものでした。
■ほんと「上を向いて歩こう」震災の時リクエストしました。

【1位】ZARD 「負けないで」 14.7%
■今にして思えば、坂井泉水が遺してくれた、メッセージ性の強い遺言だったように聞こえてならない。すごく励みになる。
■気持ちをふさぎ込んでるときに聞きたい曲ダントツNo,1


3位以下には、SMAP「世界に一つだけの花」 5.3%、「アンパンマンマーチ」 5.1%、平原綾香「jupiter」 4.7%がランクインしている。


さらに、1位のZARD「負けないで」は平成26年4月から全国で使われる高校2年の英語教科書に「An Encouraging song(勇気づける歌)」として採用された。平成19年に亡くなったボーカル・坂井泉水さんが修正を重ねて歌詞を作った経緯を紹介している。

【抜粋】 I have always treasured words from the bottom of my heart(私はいつも心の底からことばを大切にしている)

という生前の言葉も記述しており、是非一度目を通していただきたいくらい素晴らしい内容だ。
このように国民的に愛され勇気づけられるおんがくは何世代にも渡って国民を「おんがくの力」でサポートしていくだろう。これまでも震災大国「日本」は幾度とない困難に立ち向かってきている。この先も自然災害により大きな犠牲を出す可能性は否めない。だから今一度、東日本大震災の記憶を思い返してもらいたい。さまざまな方法で助け合えることを。


【執筆:王林】

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