無差別殺人。私たちと無縁でいられるのか?

NewsCafe / 2014年2月26日 15時0分

無差別殺人を企てた殺人未遂事件がありました。2月23日午後2時15分ごろ、愛知県名古屋市中村区名駅の県道交差点・笹島交差点で乗用車が突っ込みました。歩道を歩いていた13人にけがを負わせました。

無差別に人を殺すため、街中で事件を起こすといえば、2008年6月の秋葉原無差別殺傷事件(7人死亡、10人負傷)が記憶に新しい。そのほか、05年4月の仙台・アーケード街トラック暴走事件(3人死亡、4人負傷)、04年11月の大阪府茨木市での連続ひき逃げ事件(2人死亡、3人負傷)、01年6月、大阪府池田市の大阪教育大附属池田小学校事件(8人死亡、15人負傷)、1999年9月には池袋通り魔事件(2人死亡、6人が負傷)と下関通り魔事件(5人死亡、10人負傷)などがあります。

逮捕されたのは30歳の無職男性です。取り調べに対して「ブレーキは踏んでいない。アクセルをめいっぱい踏んだ」「家を出るときからやるつもりだった」「(動機については)簡単に説明できるものはない。1つや2つではない」などと供述しているといいます。

「誰でもよかった」。こうした供述もしています。これは秋葉原無差別殺傷事件と同じです。また、08年3月の茨城県土浦連続殺傷事件(2人死亡、7人負傷)でも、同年3月の岡山駅突き落とし事件(1人死亡)、10年6月の広島市のマツダ本社工場連続殺傷事件(1人死亡、11人負傷)、同年12月の茨城県取手市の駅前通り事件(14人負傷)、12年6月の大阪・ミナミで起きた男女2人刺殺事件などがあります。

なぜ、こうした無差別に人を殺そうとする事件が起きるのでしょうか。

法務省の調査(対象者は52人、犯行時は00年3月末~10年3月末)では、51人が男性で、女性は1人。ほとんどが男性だ。また、30代が最も多く17人、3分の1を占める。20代も14人で4人に1人だ。居住地は「人口10万人以上の都市」が24で半数弱。続いて「政令指定都市」が19で、3分の1強だ。

同居人別で見れば、半数の26人が単身。親と同居も20人いる。婚姻歴なしは43人で8割を超える。交際経験「あり」は28人で半数以上だが、犯行時の交際相手は45人が「なし」でほぼ9割。また就労経験が「あり」が47人で9割だが、犯行前の就労状況では無職が22人で半数弱だ。前科は28人、半数以上が「なし」だ。

犯行を決意した時期は、8割以上が「犯行当日」です。被害者の選定理由はバラバラで、「自分より弱者」が18、「怨恨相手の投影・代替」が12、「選定理由なし」が12、「自分より弱者ではない」は4などとなっています。「自分より弱者」が最も多いが、その中でも「子ども」8と最も多いのです。一般の事件よりも弱者に目がむく傾向があります。

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