ベビーシッターのマッチングサイト利用の背景にあるもの

NewsCafe / 2014年3月19日 15時18分

ベビーシッターの男(26)がマンション内で預かった2歳の子どもが亡くなっていたのに放置させていたとして神奈川県警に死体遺棄の疑いで逮捕されました。子どもの死因は窒息死。手で口を塞がれた可能性もあるという。亡くなった子どもを放置したまま外出をしようとした疑いがあります。しかし男は「ごみを捨てに家を出ただけ」と、容疑を否認しています。

事件の背景には、ベビーシッターのマッチングサイトの利用者が多いことがあります。同種のマッチングサイトはいくつかあります。ベビーシッター側と、それを利用したい側が登録しています。ベビーシッターは子どもを預かるときの時給あるいは日給などの条件を提示しています。また、子どもを預けたい側は、預ける際の条件や注意事項が書かれていたりします。

お互いサイトに登録する際は、身元を保障するようなものはありません。また保育歴や資格の有無について記載するところがありますが、虚偽の内容だとしても、少なくとも書き込み段階では問題になりません、もちろん、名前も...。今回、子どもを預けた母親は、以前にも逮捕された物袋勇治容疑者に預けたことがあったと証言しています。しかし過去に2回ほど、子どもにアザがあった。そのため、母親は子どもも物袋容疑者には預けないようにしていたのです。しかし今回は「山本」と名前を変えていたといいます。

物袋容疑者は、自ら「シッターズネット」という"会社"を作っていました。業務内容は子どもを預かること。ホームページをみてみると、2013年3月25日に開設されています。会社の設立は不明です。代表者は物袋容疑者。スタッフは、物袋容疑者のほか、母親と別の女性の3人です。転職求人サイトにも「保育補助」を募集していた形跡もありました。

一方で、この「シッターズネット」の営業方法はホームページを見て問い合わせを待つという方法と、ベビーシッターのマッチングサイトでの書き込み、とがあったのでしょう。物袋容疑者の名前は複数のサイトに登録されていました。

ただ、今回、事件当初、ちょっとややこしいなと思ったことがありました。この母親と物袋容疑者が出会ったマッチングサイトも「シッターズネット」です。このサイトは6年ほど前から開設されていたからです。物袋容疑者は、このサイトに登録していながら、同名の会社を名乗り、サイトを立ち上げたことになります。

なぜ同名のサイトを立ち上げたのでしょうか。想像するしかないですが、大手のサイトと同じ名前にすれば検索されやすいと考えたのではないでしょうか。またマッチングサイトの関係者と思わせることもできます。ただ、物袋容疑者の「シッターズネット」は検索上位ではありません。私が探すのも苦労しました。名刺代わりにサイトがあることが大事だったのもしれません。

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