単純所持の処罰化か?提案された児童ポルノ改正案

NewsCafe / 2014年5月2日 10時30分

「児童買春・児童ポルノ処罰法」の改正案は、衆議院法務委員会で止まっています。しかし、自民党は、各党に対して、同処罰法の改正案を示しました。改正のポイントは単純所持の処罰化です。つまり、「児童ポルノ」を持っているだけで犯罪となるのです。最近では、ドラえもんの劇場版がテレビ放映された際、しずかちゃんが裸になるシーンに「謎の光」が登場したことが話題となりました。自主規制が行なわれたのです。今回の改正案では、漫画やアニメは規制対象ではありません。

自主規制がされたのは、「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」で、3月6日にテレビ朝日系列で放映されました。「ハイパー掃除機」という道具でしずかちゃんが裸になってしまうシーンがありました。もちろん、劇場版では裸になるシーンですが、テレビ版では「謎の光」が出て、一部が見えませんでした。

しずかちゃんのお風呂のシーンは、実は、アニメやマンガの規制問題ではよく例としてあげられます。東京都の青少年健全育成条例改正議論のときも話題となりました。都では、「ドラえもん」(しずかちゃんの入浴シーン)、「サザエさん」(ワカメちゃんのパンチラシーン)、「キューティーハニー」(如月ハニーの変身シーン)、「クレヨンしんちゃん」(しんのすけがお尻を出すシーン)、「ドラゴンボール」(ブルマが裸になるシーン)、「新世紀エヴァンゲリオン」(レイやアスカのヌードシーン)と具体例をあげて、規制対象ではないと説明したくらいです。

自主規制の波は、テレビばかりではありません。インターネットでも行なわれたのです。taecupのブログAoutopageのブログが閉鎖となったのです。児童ポルノまたはそれに類するものをブログに掲載している、という判断が外部機関から指摘されたというのです。

しかし、指摘されたブログで実在児童のポルノ映像、写真などが掲載されたという形跡はありません。ブログに掲載されたのはフィギュアの写真なのです。非実在児童の、しかも模型です。その写真を掲載しても、処罰法には違反しない。

児童ポルノ処罰法改正案で、過度な規制に疑問を投げかけているのは、みんなの党の山田太郎参議院議員。以前、国会の質問で、山田太郎という名の主人公が登場する漫画「ドカベン」で、太郎の妹の入浴シーンは規制対象か?と質問して話題になりました。

山田議員はブログ削除問題について、「広告主のクレームによるものでした。自主規制の範囲が広がっている。最終的には運営会社側は、フィギュアは児童ポルノではない、と謝罪をしたものの、ブログの閉鎖が決まってしまってしまいました」と話す。この問題の背景には、「青少年の健全育成と、わいせつ物と、児童ポルノの概念が混乱していることがある」と指摘している。

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