「日本は世界一安全」…6割がナシ

NewsCafe / 2014年6月14日 12時0分

経済協力開発機構(OECD)の統計によると、日本の「人口10万人あたりの犯罪件数」は、殺人が0.4件、強姦が1.1件、暴力が44.3件、窃盗が516.3件、強盗が3.6件(2009年時点)。窃盗を除いては、主要国中で最も低い数字だ。参考までに、米国は殺人が5.0件、強姦が29.0件、暴力が264.1件、窃盗が2059.9件、強盗が132.8件である。
数字は確かに「日本の安全神話」を裏付けている。しかし近年、各種メディアや巷で「治安が悪くなった」「凶悪事件が増えた」と囁かれない日はない。NewsCafeのアリナシコーナーでは「日本は世界一安全な国だと思う?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…40.8%】
■電車やバスの中で寝られる、水道水が飲める、こんな国はない!
■夜遅くまで女性や塾帰りの子どもが出歩く国なんて他にない。
■他国は警察が軍用ライフルで武装してる。それ考えたら安全。
■海外から帰るとそう思うよ。日本サイコーってね。
■日本全国というか、地元が一番住みやすいという意味でアリにした。
■世界一かどうかはわかりませんが、他国に比べたら遥かに安全。
■確かに昔と比べたら治安悪くはなってるけど他国よりはまだ安全。
■でもこれ以上格差が大きくなると治安はどんどん悪くなる。
■日本より安全な国って?
■日本以外にどこがある。

【ナシ…59.2%】
■世界一ではない。欧州の一部で安全な国がある。皆心豊かだし。
■世界一じゃないでしょ(汗)。通り魔とか多いんだから。
■残念ながらその神話は過去の物。今や世界一安全とは言い難い。
■言う程安全じゃない。だが南米とかアフリカと比べたら段違いに安全。
■警察の検挙率が低下してますし…。
■サイバー攻撃にしろ弾道ミサイルにしろ原発狙われてるし。
■カルト宗教やブラック企業など反社会的組織の存在。
■某国人の入国厳しくしなかったのと居座らせたから犯罪増の事実。
■地震はあるし、自然災害が多い。交通事故もあるし。
■犯罪者に寛大な国。

結果は【ナシ派】約6割という数字になっている。日本の犯罪発生率はOECD諸国中、下から2番目だ。最下位でないのは前述のとおり窃盗の多さが理由だが、その大部分は自転車泥棒だという。世界的に見て「凶悪犯罪の数は最も少ない国」だと言ってしまってもいいのである。
しかし、過半数の人が気持ちの上でその事実を認められない。設問の「世界一」という部分に引っかかるという意見も少なくはなかったが、上記コメントにもあるように"数字に表れづらい危険"について言及する声がより目立った。
世界経済フォーラム「安全と経済的繁栄に関する国際世論調査」でも、「10年前より安全な国でなくなった」と考える日本人は全体の86%という結果が出ている。北米の54%や、西欧の58%には比ぶべくもない。この"日本人の不安"の根底に、警察や報道、政治への不信が影響していることは間違いないだろう。

[文・能井丸鴻]

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