高まる高齢者割合…「自分は70歳まで働く」と思う?

NewsCafe / 2014年10月16日 12時0分

昨年4月から施行された「改正高年齢者等雇用安定法」によって、多くの企業が事実上の"65歳定年制"へシフトしようとしている現在。しかし世の"高齢化"の勢いを見る限り、65歳定年制で事が収まるかは疑問だ。
内閣府発表の「高齢社会白書」に"将来推計人口でみる50年後の日本"という項目がある。そのデータには「我が国の総人口は長期の人口減少過程に入る。2026年に人口1億2000万人を下回り、さらに減少を続け、2048年には1億人を割って9913万人、2060年には8674万人になる」とある。
一方で高齢者人口は増加し、ピークは2042年の3878万人、以降は微減しつつほぼ横ばいという予想だ。現時点で4人にひとりの"高齢者割合"が、2035年には33.4%で3人にひとりとなる。そして2060年には39.9%…国民の約2.5人にひとりが65歳以上の高齢者となる社会が到来すると推計されているわけだ。
つまりは「2.5人にひとりが"定年"で働いていない国」…にわかには想像しがたい。NewsCafeのアリナシコーナーでは、そんな未来を見据えてか「70歳まで働く?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…61.5%】
■年金だけでは生活できないので、働けるところがあれば働きたいです。
■若い人には申し訳ないが、体が動くうちはと思うし、年金不安だし。
■たとえどんな仕事に身をやつそうと、動けるうちは仕事する!!
■生涯現役、社会との繋がりと現金を得ることが生き甲斐とボケ防止に。
■まで…ではないな。仕事は定年があるけど、主婦業は死ぬまで。
■自営業は定年がない。
■人望が有るから辞めさせてくれんわ(笑)。
■働けるうちは働きたい。
■働きたくないけど働かざるを得ないです。
■年金なんてアテにできないしね。

【ナシ…38.5%】
■先の事はわからない。
■絶対やだ。
■70まで生きていそうにないと思う。
■悠々自適になりたい。怠け者だから…。
■贅沢はしなくていいから65まで頑張り、後はゆっくりしたい。
■働くために生まれてきたの?
■引退したらスイスに移住する計画なので。
■夢は55歳に引退。
■食えないなら働かざるを得ないけど、正直今も仕事したくないのに!
■でも働かないと生きていけないんだろうな。

結果は【アリ派】6割超の多数派だが、寄せられたコメントは「働けるうちは積極的に働きたい!」派と「働きたくないけど働かざるを得ない」派に二分できる。ざっと見たところおよそ半々、つまり「(本音では)現在でいう"定年"あたりで引退したい」という人が【ナシ派】と合わせて約7割…といったところだろうか。今この記事を読んでいるNewsCafeユーザーの皆さんも、上記予想の2060年頃には、大半の方が高齢者枠に入っていることだろう。
また「国民年金だから生活保護よりもらえるお金が少ない。何か変です」などの声はあったが、「年金で生活する」というコメントは見当たらなかった。この事からも、市民の年金への不信感はすでに拭えないレベルであることがうかがえる。

[文・能井丸鴻]

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