ヒトは「万物の霊長」なのか

NewsCafe / 2014年11月10日 12時0分

"霊長類"といえばヒトやサル、類人猿を含む霊長目の哺乳類の総称だが、この"霊長"という言葉を辞書で調べると「霊妙な力を備えていて、他の中で最も優れているもの」とある。さらに"霊妙"とは「人知でははかり知れないほどに奥深く優れ、神秘的な尊さを備えていること」、だそうだ。読んでいるだけでムズ痒くなるような美辞麗句…と言ってはあんまりかもしれないが、これが人類を指しての説明かと思うと首をかしげてしまう人も多いのではないだろうか。
"ヒト"という存在は、人知でははかり知れない…であれば、ヒトは自分でも己の力をはかりかねているわけだ。そのくせ「他の中で最も優れている」と言い切るのは矛盾があるような気もする。
NewsCafeのアリナシコーナーでは「人間より上位の存在、アリかナシか?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…60.6%】
■そもそも、人間が最上位という考えがおこがましい。
■順位があるとすれば人間が最下位なんじゃないの!?
■神様でしょう。日本は森羅万象、すべてに神が宿っている。
■病原菌には勝てない。今も、特効薬のない病気がまだまだあるし。
■にゃんこ。
■鳥類だな! 人類より進化している、上から見下ろしとるわ(笑)。
■何をもって最上位と見るか? まあ、愚かさならブッチギリだろうなあ。
■日本社会にも生まれによる上下があるのだから人間の上もある。
■生命に優劣なく共存し生きる。食の命に感謝し大切に生きる。
■自然の前では人間は無力です。

【ナシ…39.4%】
■そんなものは無い!!
■上も下もない!
■上位の存在はあるかと思うがイチイチ気にしてたらキリがないもん!
■神も仏も人間生命の働きの中にある。
■変なアリナシ。
■神も仏もない。あったら初詣の帰りに事故死しとらん。
■一番上とは言っていない。常に全て平等。キチンと質問を読みましょう。
■ないと思いつつ、一番、汚くて、愚かな生き物だったりして…。

結果、数字はご覧のとおりだが、この「人間より上位の存在、アリかナシか?」という設問をユーザーがどう受け止めたかで回答にはかなりばらつきがある。【ナシ派】では特に、「人間より上位の存在はない」という答えと「上も下もない」という答えではまったく意味が違う。単純なアリナシの2択にするには難しいテーマだったのではないだろうか。またコメントにもあるように「何をもって"上"とするのか」でも数字は大いに変わるはずだ。
"ヒト"という存在は、人知でははかり知れない…それはそうなのだろう。では逆に「ヒトがすべてを把握している存在」とは、この世に何かあるのだろうか。

[文・能井丸鴻]

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