解散の判断

NewsCafe / 2014年11月26日 15時0分

「どうして解散するんですか?」

このタイミングでの安倍晋三首相の解散の判断は多くの人が疑問に思っているようです。産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査(22.23日実施)では、解散を決断したことに「適切ではない」が72.2%を占めました。また、朝日新聞の全国緊急世論調査(19、20日実施)でも、「この時期に解散・総選挙をすること」について「反対」が62%を占めています。

まさに、冒頭の疑問が多くの人びとの頭の中によぎったのではないでしょうか。

この疑問を問うホームページが作られました。その名の通り「どうして解散するんですか?」。このサイトは自称、小学4年生、10歳の「放送部の中村」さんが製作したものでした。
小学生が現代の政治にあれこれ疑問に思うのはあり得るかもしれません。しかし、内容から見て、「大人がかかわっているのではないか?」との疑問がうかびました。

当初は公式ツイッターで「みんな小学生がこんなこと出来る訳ないって思ってると思うけど全部僕たちの力だよ。僕たちはただ聞きたいんだ」とつぶやいていましたが、
少なくともドメイン名の取得が、NPO法人「僕らの一歩が日本を変える。」の代表理事で、大学生の青木大和さんが関わっていました。
結局、自作自演だということがわかり、公式サイトで謝罪をし、NPOの代表理事を辞任することにもなりました。

謝罪の言葉にはサイトを立ち上げた理由が書かれています。

「なぜ解散するのか、理由がわからず、僕の頭の中には多くの疑問が残りました。そんな時に常に社会に対して疑問を持ち、どうして?なんで?と大人に問いかけていた自分の幼少期を思い出しました。当時の僕だったらこの問題に疑問を持ち、どうして?なんで?解散するの?と聞いていたと思うようになりました」

その上で、「ウェブサイトを作り、僕が小学4年生を自演することで面白いとみなさんに受け止められ、より多くの方を巻き込んだ形」にしたかったようです。

気持ちはわからなくはありません。その疑問は産経・FNNの調査でも、朝日の調査でも同じような国民が多くいることを示しています。
その疑問を、等身大の今の自分の目線でウェブサイトを作ればよかったのに、と思います。

仮に「小学4年生」で、「放送部の中村」を名乗るのならば、実在する小学4年生で解散に疑問を持っている人物を探し出して、その小学生が主人公で進める形にすればよかったのではないかとも思ったりします。

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