「デパートに寄っても何も買わない」6割超…百貨店業界の窮状

NewsCafe / 2016年4月29日 12時0分

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「デパートに寄っても何も買わない」6割超…百貨店業界の窮状

2000年のそごう百貨店倒産を皮切りに、デパート業界に統廃合の嵐が吹き荒れたのは記憶に新しい。その結果、数多くあった百貨店は、三越伊勢丹ホールディングス、高島屋・H2Oリテーリング(阪急百貨店、阪神百貨店)、Jフロントリテーリング(大丸、松坂屋)、そごう・西武の4グループに再編された。
その後、紆余曲折を経て株式会社そごう・西武はセブン&アイ・ホールディングス傘下となったわけだが、先月ついに「そごう柏店」「西武旭川店」の閉鎖が発表され、各所で話題になっていた。都心に程近く歴史もある「そごう柏店」の閉鎖は、百貨店業界関係者にも大きなショックを与えたようだ。
そんななかNewsCafeのアリナシコーナーには、ユーザーから「デパートに寄ると何か買っちゃう…アリかナシか」というテーマが寄せられたらしい。調査結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…37.6%】
■せっかく寄ったんなら何か買わなきゃ…食べ物かな。
■特に何か買う用事がなくても、行けば必ず「御座候」を買って帰る。
■ひととおり見て結局デパ地下で食料品。
■デパ地下で…ね。いい匂いなんだもの。
■ハンズがあるので、つい。
■買うと駐車場の割引きがあるので。
■何も買わずに帰る事ができない性分! 税金苦の現在は寄り付かない。
■100%買わないつもりなら行くことはない。
■買いたい物がある時しか寄らない。
■買う目的があるから行くのです。

【ナシ…62.4%】
■デパートは高い。見るだけ。
■それ言うなら、よほど百均の方が買っちゃう。
■デパート、百貨店は見学する場所。買い物はスーパー、量販店で。
■スーパーとかコンビニならアリ。
■浪費癖がある訳ではないので絶対にあり得ません!
■単に通り抜けたりトイレに寄ったりする。ほぼ買い物はしない。
■寄っちゃうと買っちゃうから寄らないよ。金もないしね。
■買いたい物がなければデパートには寄らないので。
■逆だな、買う物はないのについ寄ってしまう、結局何も買わないが。
■デパートない…。

結果は【ナシ派】6割超の優勢。両派ともに「買う目的があるから行く、よって行けば買い物するからアリ」「買わないから寄らない。ナシ」という答えはあるので、それについては置いておくとして、問題は"何かのついでにブラリと立ち寄った人が買い物をするか否か"である。
コメントを見ればわかるとおり【アリ派】の"ついで買い"は、圧倒的に「食べ物を買う」との回答が多かった。なるほど、百貨店苦境の根底に「衣料品の落ち込み」があると聞くのも納得の内容となった。
昔の百貨店は文字通り「何でもある」ことが強みだったが、そのお株はネット通販や総合ディスカウント店に奪われ、現在は"割高感"だけが残されたような印象だ。日本百貨店協会が1月に発表した「2015年の全国百貨店売上高(238店)」は6兆1742億円。1991年、ピーク時の百貨店売上高は9.7兆円あったというのだから、再編後も窮状は深刻だ。

[文・能井丸鴻]

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