第2の「又吉」の可能性
NewsCafe / 2016年5月4日 16時0分
モデルの押切もえ(36)が書いた小説「永遠とは違う一日」(新潮社)が、山本周五郎賞の候補作品にノミネートされ話題になっている。
5月16日の選考会で受賞を果たせば、芥川賞を受賞したピースの又吉直樹(35)に続いて芸能界からは2年連続での快挙となるが、押切の受賞の可能性はどうなのか?
「もしかしたら、受賞するかもしれません」と言うのは全国紙の文芸担当の記者。
「今、出版界は信じられないほどの不況で、本がまったく売れていないんです。だからこそ、書店を含め、出版社も話題性のある作品がが欲しいのです」
なるほど…。
「又吉の小説、『火花』(文藝春秋)も240万部を超える大ヒットだったことから、そこまでは難しいとしても、押切だって受賞すれば50万部くらいは売れる可能性はあるでしょう」
今は10万部売れれば、大ヒットと言われている時代だって聞くけど…。
「本当です。だから、出版社はとにかく、話題作りに必死です。ところが、ポプラ社は出来レースで水嶋ヒロ(32)の小説『KAGEROU』に第5回ポプラ社小説大賞を与えてしまったために、文学賞の信用をなくしてしまいました。水嶋は実力もないのにポプラ社の温情で受賞したから、今も2作目が書けないんです」
じゃあ、芸能人だからって安易に賞を与えて話題作りをしたら、炎上することも考えられるわけだ?
「もちろんです。2年連続芸能人の文学賞受賞を不自然だと思う読者も多いので、批判の対象になる可能性も高い。しかし、まったく実力が同じ作家が2人いたとしたら、押切が受賞しますよ。知名度が最初からあるほうが、より高い売り上げが期待できますからね」
もし、押切が受賞できなかった場合、今後はどんな戦略を取ればいい?
「自分がいた業界を書くほうが一番リアリティがあるし、深くその世界に切り込めます。又吉だってお笑い界のネタで書いたから、面白い作品になったんです」
それは言えてる!
「押切も過去に書いた16万部突破のエッセイ『モデル失格』(小学館)が面白いと評価する読者が多かった。取材の手間がないぶん、自分の本業をテーマに書くのは一番の強みですよ」(先の記者)
今までは何をやっても中途半端な押切だったが、今度こそ作家で成功できるか。
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