KREVA、自身のフェスでサプライズ連発

dwango.jp news / 2014年9月9日 18時6分

今年、ソロデビュー10周年を迎えたKREVAが、9月07日と9月08日の2日間にわたり日本武道館にて「908 FESTIVAL 2014」東京公演を開催し、18000人を熱狂の渦に巻き込んだ。

初日となる7日は「KREVA~完全1人武道館~」と題し、文字通りKREVAがたった1人でステージ上のさまざまな機材をすべてコント ロールしながら演奏しラップするというもの。2007年11月、KREVAは同内容のライブを同じく日本武道館を舞台に初挑戦し、それを目撃 したオーディエンスやアーティストから「ヒップホップ史、音楽史に刻まれるべき伝説」とまで絶賛された。このライブを遂行するために、リハーサルから本番に至るまでKREVAにかかる負担は想像を絶するものがある。メモリアルイヤーゆえに例年以上に精力的かつ派手な活動展開を見せているKREVAが、もう一度「完全1人武道館」の開催を決断したこと自体が驚きでもあったが、やはりこの男は、まだ誰も足を踏み入れていな い道なき道に踏み入り、自らの音楽で新たな地平を切り拓こうとするのだ。

2日目、「クレバの日」にあたる8日はKREVAがホスト役となり、ブラックミュージックに多大な影響を受け、その本質的なグルーヴやポ ピュラリティを独自の方法論で昇華し、体現している豪華アーティストたちをゲストに招く。まさに「908 FESTIVAL」だからこそ実現できる音楽の祭りだ。KREVAのもとに集結するのは鈴木雅之、久保田利伸、三浦大知、AKLO、KICK THE CAN CREW、RHYMESTERの6組。KREVAとゲスト陣はどのように躍動し、またどのように交わりながら刺激的なパフォーマンスを繰り広げるのか ――。初日も2日目もすべての瞬間が見逃せないライブになることは、開催前から明らかだった。ここでは駆け足ながら、2日間の速報レポートを お届けする。

初日。会場入りしたオーディエンスを待ち構えていたのはDJ 908だ。そう、2007年同様、開演前からKREVAの「完全1人武道館」は始まった。DJ 908は関係性の深いアーティストの曲や自身が手がけたリミックス曲をなどをかけ、さらには日本のヒットソング群の歌詞にある“くれば”部分をピックアッ プしループさせるなど、遊び心に満ちたプレイで会場を盛り上げた。

開演時刻を10分ほど過ぎたころ場内が暗転。スクリーンに映し出されたのは、KREVAの10年間を振り返る映像だ。次に、この日を迎える までのリハーサルに始まり、当日の武道館入りからステージに向かうKREVAをドラマティックに捉えた映像が流れる。そして、割れんばかりの 大歓声に迎えられ、KREVAは自らを鼓舞するように胸を叩きながらステージをゆっくり歩き、複数の機材に取り囲まれた立ち位置につく。 KREVAはそのままビートプレイ及びシーケンスの役割を担う機材・pushと、ワイヤレスのDJコントローラー・ORBITを駆使して「基準」のイントロを奏でると、ヘッドセットマイクから問答無用のスキルでラップを放っていく。続く「ストロングスタイル」でもラップをしながら 中央に配置されたターンテーブルとミキサーに触れ、万能の音楽制作ツール・MACHINEのパッドをサンプラーの要領で叩いて効果音を出す。 すごい。2007年から格段に進化した機材を掌握するKREVAのおおいなる進化。それをいきなり示した格好だ。

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