30周年TM NETWORKがライブで魅せた止まらない進化

dwango.jp news / 2014年12月11日 18時41分

TM NETWORKのツアー「TM NETWORK 30th 1984~ QUIT30」東京国際フォーラム ホールA公演が開催され、超満員のファンが会場へ駆けつけた。

「TM NETWORK 30th 1984~ QUIT30」は、TM NETWORKデビュー30周年を記念したライブツアーとなり、各地で話題を呼んでいる。

いままでの音楽業界では、どうしてもデビュー30週年を迎えるグループならば「昔の名前」で記念公演を行うことが多い。過去のヒット曲を満遍なく披露するよくあるスタイルだ。

しかし、この「TM NETWORK 30th 1984~ QUIT30」は全く違う。

過去のTM NETWORKからつながるようなイメージをもたせる「CAROL」の映像がスクリーンに映し出されると、「この映像は何を意味しているのか?」とファンはざわつき、期待が高まる。そんな中でステージへ登場した3人は『Birth』から披露。後ろのスクリーンには様々な映像が映しだされ演奏とリンクをしていく。演奏される楽曲も最新楽曲から懐かしい曲まで様々。軸をダンスミュージックに置きながら、時にはバラードで、時には木根尚登が一人で弾き語りをするなど、MC無しの構成の中でTM NETWORKの世界観を構築していく。一つの映画を見ているような不思議な感覚に襲われる。

過激さが増しているようにも思える小室哲哉のシンセ、エレキ・アコギと様々なギターを持ち替えギタープレイと華麗なコーラスを聞かせる木根尚登、そしてパワフルな歌声は健在な宇都宮隆。この3人だからこそ、30周年を迎えてなお、新しいものを作り出せるパワーを持っているのだろう。

ミニマルミュージック的な演奏も取り入れ、会場はバックスクリーンの映像とともに異様な空間へと変わる。かと思うと冒頭から映しだされている「CAROL」の映像が要所要所で差し込まれ現実に戻される。その合間で、『Get Wild 2014』『Self Control』など過去の名曲(アレンジはされている)が効果的に演奏をされるのだから盛り上がらない訳がない。

30周年記念ライブツアーで、こんな実験的な演出を作り出す所に、TM NETWORKが懐古主義ではなく、常に進化を続けていることがわかる。どんな若手アーティストよりも、尖ったことをしている、それが現在のTM NETWORKだ。間違いなく、今のTM NETWORKのライブは見ておかないと後悔をすることは間違いない、そう思わせる一夜だった。

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