「銀魂2」柳楽優弥演じる土方十四郎の再現度が高すぎる

dwango.jp news / 2018年8月25日 11時13分

現在、大ヒット公開中の映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」は空知英秋の人気コミックを小栗旬主演で実写化した第2弾。監督・脚本を福田雄一が手掛けたハイパーシリアス・ギャグ映画だ。この公開に伴い、動画配信サービスを行っているdTVではdTVオリジナルドラマ「銀魂2-世にも奇妙な銀魂ちゃん-」全3話を発表する。まずは映画公開日の翌日、8月18日に第1話の「眠れないアル編」を配信スタート。原作のギャグエピソードを見事に再現し、YouTubeで公開されるやいなや2日間で200万回以上の再生を記録し、大きな話題となった。


そして第2話となる「土方禁煙篇」が8月25日から配信スタート。土方の禁煙回は原作、アニメでも評価の高いエピソード。というのも、まずは主役が「銀魂」ファンの間でも人気のある土方十四郎の主役の回ということ。土方は江戸の治安を守る特殊警察・真選組の副長でスパルタ的に隊を率い、クールかつ厳格。主役の銀時とはライバルとも言える存在。ただし極度のヘビースモーカーでマヨラーである。

そんな土方のギャグエピソードにファンが食いつかないわけがない。しかもこのエピソードは「銀魂」の真骨頂ともいえる他作品のパロディが豊富に見られる。第1話の「眠れないアル篇」に続き、さすが福田雄一は分かっている!という声がファンの間でもささやかれるほどだ。ドラマ「勇者ヨシヒコ」(テレビ東京系)でも攻めに攻めたパロディ表現で視聴者を魅了した福田雄一。これ以上、「銀魂」とマッチした監督はいないだろう。

今回の「土方禁煙篇」では沖田総悟(吉沢亮)の提案で真選組が全面禁煙化することに。喫煙者の土方(柳楽優弥)は抵抗するも「もう決まったことなんで」と沖田に一蹴されてしまう。せめて街中で一服しようと外回りの最中に火をつけるも、どこもかしこも禁煙、禁煙。さらに松平片栗虎(堤真一)の提案で江戸全域に渡って禁煙令が試行され、追いつめられた土方はとんでもない行動に出る…という物語。

最初のシーンとなる真選組の定例会議では局長の近藤勲(中村勘九郎)や山崎退(戸塚純貴)がしっかり出ていることも見逃せない。それからたばこが吸いたくてたまらず、むしゃくしゃして、

「煙を吸わせろ~~~!!」

と電柱に頭をぶつけて頭から血を流す土方を柳楽が熱演。その振りきった演技は、まさに土方そのもの。現在の禁煙ブームに真っ向から対抗した設定である。もちろん、土方の持っているのはマヨネーズ型ライター。その細かい再現っぷりに「銀魂」ファンも思わずニヤニヤしてしまうだろう。そして、たばこが吸いたくてたまらない土方は、とうとう地球を飛び出し、宇宙へ向かうのだ。ここまでは原作を知っている人も、納得済み。

だが、ただの再現で終わらないのが福田雄一。土方の乗る宇宙船は、どう見ても“銀河鉄道”。「999」でなく「九九九」と車両には書いてある。そこで登場したのがメーテル(山本美月)と哲郎(矢本悠馬)だ。「もう少しよ哲郎。もう少しで機械の体を手に入れることができるのよ」というセリフに長いまつげ、腰まである金髪を見た瞬間、うなる人が多いに違いない。まさか今年、40周年を迎えた「銀河鉄道999」の世界を作品に取り入れようとは誰も思わなかっただろう。さらにメーテルといえば、往年のファンなら誰もがあこがれた絶世の美女。山本美月による再現度もめちゃくちゃ高く、清楚でミステリアスな雰囲気を漂わせている。

また、土方が向かったハメック星で登場するデルデ、悪の帝王ブリーザ。「銀魂」ファンとならずとも、この名前を聞いてピンときた人は多いに違いない。そう、「ドラゴンボール」でおなじみの、あの人物たちだ。観た瞬間、「えっ、ここまでやっていいの?」と思うぐらい掟破りギリギリともいえるパロディのオンパレード。登場人物の

「おい、そろそろ鳥山先生にも松本先生にも怒られるぞ」

という自虐的なセリフにうなずく人も多いのではないだろうか。この後も、もう言葉では説明しきれない、心を射抜かれるシーンが続出。それほど衝撃度の高い第2話「土方禁煙篇」をぜひ、本編で確認していただきたい。


文:今 泉

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング