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『たんもし』宮下早紀の意外な音フェチに長井新「え!?」2Sインタビュー&特番レポート

dwango.jp news / 2021年9月13日 20時0分

声優の長井新宮下早紀が9月4日、ニコニコ生放送で配信された『探偵はもう、死んでいる。』1~9話振り返り上映会&オーディオブック発売記念特番に出演した。特番収録前には、2人に単独インタビューを実施。意外な“音フェチ”も明らかとなった。





まずは特番の模様を独占レポート。

アニメ『探偵はもう、死んでいる。』(通称:たんもし)の魅力を3つのキーワードで紹介する企画では、主人公・君塚君彦役の長井が1つ目の魅力として「伏線」を挙げ、「原作やアニメも含め、セリフやカット、キービジュアルなどに伏線が隠されている。それくらい何度見直しても発見のある作品」と太鼓判。2つ目の魅力としてシエスタ役の宮下は「ハーレム」と表現し、「男性キャラは出てくるけれど、実質は君塚のほぼハーレム状態。美少女たちに囲まれて羨ましい限りです」とニヤリ。ちなみに宮下のお気に入り女子キャラは「キャラ的にはシャーロット・有坂・アンダーソンが好き!女の子としては斎川唯が可愛い」と打ち明けた。


そして最後の3つ目の魅力を表すキーワードは、配信を視聴中のユーザーから募集することに。「長井カッコいい!」「宮下可愛い!」「シエスタ」などとコメントが溢れる中から宮下がピックアップしたのは「アクション系ラブコメ」。これを選んだ理由について宮下は「ジャンルミックスのなんでもありなのが『探偵はもう、死んでいる。』の魅力だから」と述べた。アニメ版のこれからのストーリーについては「君塚がどのように動いていくのか」(長井)、「それぞれのキャラクターがどう関わって来るのか」(宮下)などと、展開に期待を込めていた。


またオーディオブック収録の話題では、長井が「一巻分で収録は15時間くらいかかった」と熱演を報告すると、宮下も「私は10時間くらいでした。ただアフレコは二人別々に収録をしていたので、会話もすべて自分対自分の芝居になる。テンションの上げ下げのコントロールが必要だった」とアニメ収録とは違う難しさを紹介。そんな慣れない収録時の癒しとなったのは「おやつタイム」と二人は満面の笑みで明かした。


ところがおやつタイムに用意された種類について「僕はたい焼きとパンとおにぎりがあった」という長井に対し、宮下は「私はたい焼きとおにぎり、それにフルーツ大福も食べました」と微妙な差を告白。これに長井は「あれ!?なぜ僕と宮下さんでフルーツ大福という差が!?セリフ量的には僕の方が多いはずなのに…」と大福ジェラシー。ところがこの「フルーツ大福」が後々の大きな伏線になることを、この時の二人はまだ知らない…。


その伏線はゲームコーナーで回収された。それは宮下がお題のヒントを英語で伝え、そのヒントから長井がお題を当てるという連想ゲーム企画でのこと。英語にはそれなりに自信があるという宮下は「ストロベリー?えーとグレープ?えーとピーチ?そういう感じ?わかるでしょ!?」と得意顔でヒントを伝達。長井は「そもそも“えーと”は英語じゃないゾ!」とツッコミつつも「名探偵・君塚の時代が来た!すでに収録中に答えは出ている!…フルーツ大福だ!」と回答。もちろん大正解&まさかのおやつ伏線に二人とも大盛り上がり。宮下は「私のヒントが良かったからね!」と自画自賛していた。


番組内では、2人がナレーターを務めたオーディオブックの一部を、生朗読で披露する場面も。君塚とシエスタ、二人の出会いのシーンが長井と宮下によって演じられた。生配信での朗読ということで、ただならぬ緊張感が漂うなか、シエスタの「はい、わたしは探偵です。」という一言が、一気に『たんもし』の世界へと誘う。台本をめくる音も響く張り詰めた空気の中で、“生君塚”、“生シエスタ”の声に酔いしれた視聴者からは、「8888888」と画面いっぱいに称賛の拍手が送られた。オーディオブックでは、男性キャラクターの声を長井が、女性キャラクターの声を宮下が担当している。長井は地の文も担当しているため、「責任感の量が違いすぎませんか?」とボヤくも、二人とも甘噛みすることもなく緊張の朗読を終え、胸をなでおろしていた。


そしてプレミアム会員限定配信では、二人がお互いをどれくらい理解しているのかを試すシンクロクイズを実施。お題に対して同じ答えを出せば正解という企画だが、「君塚は巻き込まれ体質。ならば長井は何体質?」との問いに「おかん体質。いつも心配して気遣ってくれる」(宮下)、「イジラレ体質」(長井)と答えて不正解。「宮下にコードネームをつけるなら?」との問いにも「パン。収録前によく食べているから」(長井)、「ホウコウオンチ」(宮下)と回答は揃わず。そして「長井のテンションが上がるもの」との問いには「ゆいにゃのライブ。実際にテンション上がっているのも見ている」(宮下)、「キャラメルコーンのマロン味」(長井)とここでも不成立となった。


ついに迎えた最終問題。「宮下さんの譲れないこだわりは?」との問題に宮下は「スリッパの向き。帰宅後に履きやすいように揃えておきたい」と答えるも、すかさず長井は「そんなのわかるかっ!もう僕の答え違うわ!それ宮下さんの家に行かなきゃわからないことじゃん…」とお互い歩み寄ることなく終了となった。残念な結果だが、宮下は明るく「私の“伝われ!”ビームを受け取ってもらえなかった」と笑い飛ばしていた。


記念特番収録前には、長井新と宮下早紀に単独インタビューを実施した!


Q: 今回のオーディオブック収録の企画を聞いたときは?

長井新(以下、長井):一度アニメでやらせていただいたシーンを再びオーディオブックという別の形で再現させていただく機会なんて、めったにないこと。あの楽しかったアニメ収録の雰囲気を再び、しかも二人だけで出来るというのは光栄なことだと思いました。


宮下早紀(以下、宮下):シエスタ以外の女性キャラをすべて演じさせてもらえるなんて夢のようですし、アニメ収録時の反省を活かして新たに挑戦できるのは嬉しかったです。特にアニメの第1話のアフレコは緊張していたし、シエスタという役柄や作品についても掴み切れていない時期でもあったので、作品を自分の中に落とし込めた状態で、オーディオブックという形で再挑戦できたのは嬉しかったです。


長井:自分たちとしても、よりバージョンアップした状態で出来るのが良かったですよね。


Q:しかも長井さんはアニメ『探偵はもう、死んでいる。』がアニメ初主演作。アニメ収録時の思い出は?

長井:初主演ということもあり、緊張も緊張で…。


宮下:それは私も同じでド緊張でした。パンが喉を通りませんでしたから。


長井:え!?収録前におにぎりを平気で食べていましたよね!?なにをモグモグ食べているのかと思って「お菓子ですか?」と聞いたら「いいえ、私はお菓子を食べいるのではありません。おにぎりです」とまるで中学英語の和訳みたいなことを言われて。あれは緊張からではなくて、余裕からくるもののはず…。それだけは強烈に覚えています!


宮下:私は絶対そんな言い方はしていません!もしそうだとしたら、ド緊張ゆえだと思います。長井さんとは初対面ですし、いきなり話しかけられた!と驚いて…。


長井:でも僕的にはそのファーストコンタクトがガッチガチに緊張していた収録前にあったので、すごく癒されて緊張も和みました。感謝しています。

Q:オーディオブック収録時の思い出は?

長井:事務所の先輩からブドウ糖を持って行くといいと言われて、初日は持って行ったのですが、意外と疲れずに平気だったのでそれからは持って行かなかったんです。でも最終日になったら、疲れで口が回らなくなってしまって…。先輩の言うことを聞かなかった自分を呪いました。ひたすら文章を読み続けるのは普段のアニメ収録ではないことですから、かなり体力を削られました。体力面を考慮してやらないとダメだと、普段のアニメのアフレコとの違いを感じました。


宮下:シエスタはクールで落ち着いたキャラなので、演じていてエネルギーの消費を感じることはありませんでした。でも夏凪渚やシャーロット・有坂・アンダーソンなど、感情型のキャラクターの声を出す時はエネルギーを使うので、すぐに疲れてお腹も鳴ってしまう。さっきおにぎりを食べたばかりなのに!?みたいな。エネルギーの消費が普段と違うので、そこが大変でした。

長井:次の日の収録では、おにぎりがもち米のおにぎりに変わっていませんでしたか?


宮下:変わっていました!


長井:スタッフの方々が我々のお腹の音を聞いて腹持ちを考えてくれて…。ありがたいです。


宮下:休憩時にはおやつタイムが必ずあって、おにぎりやたい焼き、パンとかご褒美とかがありました。


長井:僕もお腹が鳴ったらおやつタイムでした。


Q:そのほかアニメ収録との違いや苦労は?

宮下:朗読ということで、すべてが自分対自分の掛け合いになります。瞬時に感情を切り替えなければいけないのも大変でした。書いてある言葉はその通りに読まなければいけないので、「ウガー!」と怒るセリフもしっかりと「ウガー!」と言いました。


長井:笑い声の「ハハハハ」の数とかも文章通りにやらなければいけないですし。でも電話が鳴る「プルルル」という音の長さは自由でした。機械音ですし、最初はまさか自分が読むとは思わず飛ばして読んだら、ディレクターから「プルルルも読んでくださいね」と指摘されて驚きました。それだけ原作の文章に忠実ということです。


Q: 原作、アニメ、オーディオブックと展開される『探偵はもう、死んでいる。』の魅力とは?

長井:一番の魅力は会話劇にあると思います。僕はこの作品がもつ日常的な会話が好きで、コメディチックなシーンもただ面白いだけではない。そして愛着が湧けば湧くほどにドラマチックなシーンやシリアスなシーンに感情移入しやすくなる。なんてことのない日常会話から物語のキーとなるような会話に至るまで、キャラクター同士の会話劇に魅力を感じます。


宮下:大事なことや大事なワードがサラッと書かれていたり、言われていたりして。のちのち思い返してみて、ふとした時のセリフが重要な言葉だったと気づくことで、伏線の散りばめられ方に感動する。だからこそ何度でも観てしまう作品なんだと思います。


長井:サラッと紛れ込んでいる伏線が巧みですよね!

Q:お二人にとって心地のよい声、心地のよい音とはなんでしょうか?

長井:宮下さんの事務所の先輩、窪田等さんの声です。僕は窪田さんの朗読コンサートに行くくらいの本物のファンです。


宮下:あら!


長井:聞き心地がいい声とはこの人の声だと、声優を目指し始めてからずっと思っています。窪田さんの声は誰もマネできないくらいスゴイもので、優しい語り口調が素晴らしい。見ている人の心に寄り添うようなナレーションをされる方で、朗読劇でそのお声を生で聞いた時に、窪田さんだけ違うマイクを使っているのか!?と思うほどの響きを感じました。


宮下:すごいリスペクトですね!私の場合は好きな音があります。今も鳴っていますが、この空調機が出す音が好きです。

長井:え!?


宮下:家の中にいる時、外からかすかに聞こえる車が発進するときの音や、機械のモーター音もいいですね。換気扇の回る音や、Blu-rayのハードディスクが起動するときのキュルル!という音も好き。機会が出す音に癒されることが多いです。


長井:すごいコアな音フェチ…。


宮下:生活の中で聞こえる機械音が好きになったのは、上京してから。地元の奈良県にいた時は田舎に住んでいたので、外から音は聞こえてこなかったし、人もあまりいませんでしたから、無音に近い生活でした(笑)。その反動もあってか、都会で鳴る音が好きになったというか、都会に染まったというか…。これからは東京都出身だと言い張っていきます!


長井:な、なんで!?


Q: 最後に今回のオーディオブックの魅力や聴きどころを教えてください。

宮下:なによりも画が想像できるところです。アニメを聴くだけとなると、なかなかキャラクターの表情や動作をうかがい知ることは難しいと思うけれど、セリフだけではなく文章として説明があるので、耳だけあればもう何もいらないという感じです。勝手に頭の中で想像が膨らんで、それこそがオーディオブックの素晴らしいところです。


長井:アニメでは描かれていないエピソードや、作品の魅力を細部まで知ることができる点が素晴らしいです。特に僕は第1巻を聴きながら自然と頭の中に画が思い浮かんだし、楽しかったアニメ収録の事も思い出したりして…。懐かしさを感じたりもしました。


取材・文:石井隼人
撮影:加藤千雅




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