石月努 with (K)NIGHtribeの初ライヴは「白盤」「黒盤」

dwango.jp news / 2014年5月28日 12時32分

2012年9月、ソロアーティストとして再始動してから約1年半。驚異的なペースで作品をリリースしている石月努。

4月1日に2枚同時リリースした『WHITE DISC【白盤】』『BLACK DISC【黒盤】』もタイトルが示すように、2枚の作品が対になっているという意欲作だ。また本作品から再始動以降、石月をサポートしてきたメンバー3人が“石月努 with (K)NIGHtribe”という名で正式にサポートチーム(バンド)となった。

その石月努 with (K)NIGHtribe名義としての初ライヴが5月5日、6日の2日間、東京キネマ倶楽部にて行われた。1日目の5日が「白ノ夜」。2日目の6日が「黒ノ夜」と音源【白盤】、【黒盤】とリンクするというコンセプトとなっている。早速この“白”と“黒”の2daysライヴをレポートしよう。

【5月5日「白ノ夜」】
定刻の17時。【白盤】に収録されているインストナンバー『白孔雀の湖』が会場に流れる。緩やかにフィルターが開いてゆくシンセサイザーが奏でるコードが不思議な浮遊感を醸し出す中、突然ステージが明転。ステージにギターの桜村眞、ドラムスのLEVIN、ベースのSato、そして石月努が白を基調としたスタイリングでステージに姿を表す。そしてオープニングSE「白孔雀の湖」のリフレインが突然カットアウトし、ほんの短い空白の後LEVINが4つのカウントを刻む。石月努 with (K)NIGHtribeの初ライヴのスタートだ。1曲目はアルバム【白盤】のオープニングナンバーでもある『メロス』。疾走感の溢れる超ポジティブソング。サビで石月が紡ぎだすメロディーにハーモニーをつける桜村。アウトロのギター・ソロに行く直前「行くぞ!」とばかりに桜村がSatoにアイコンタクトする。ライヴ初見参であるこの曲をプレイする4人に気負いはない。すでに(K)NIGHtribeは十二分にこの“白ノ夜”を楽しんでいるようだ。

間髪を入れず始まった『Parade』ではイントロのリフレイン“Rock'n'Roll it Alive Forever”を石月努 とオーディエンスが一体となってコールする。続く『I.S.』は石月の解釈によるファンキーミュージック。リズムの基本は横揺れのファンクだが (K)NIGHtribeのロックなグルーヴと相まって、また新しいカタチを創造している。

ライティングが逆光となり、ステージの4人が深い影となる中、音源未発表曲『オーロラ』の艶やかなイントロが始まる。この視覚と聴覚のコントラストを活かした演出の妙が憎い。そして、艶やかなイントロから一転、Aメロでは桜村のアルペジオにのせて、言葉を噛み締めるように歌う石月。「情報の中の想像で僕等生きてる。現実の姿は全く違うものなのかも」。このリアルなメッセージにオーディエンスも一瞬息をのむ。「白ノ夜にようこそ!」。白ノ夜の石月の第一声はこんなシンプルな言葉から始まった。そして少し間を置いて“石月努 with (K)NIGHtribeです”と今夜のライヴがバンドとしての初ライヴである事をオーディエンスに告げると会場からは大きな歓声があがる。MCを挟んで、石月の体の一部といってもいい、優しいバラード『ありがとう。』『your song』の二曲を続けて披露。(K)NIGHtribeがサポールするアンサンブルは音源よりも、さらにシンプルで石月の紡ぎだす言葉がより際立って伝わってくる。

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