声優グランプリチャンネルで藤田純二氏「ふしぎの海のナディア」を語る

dwango.jp news / 2014年7月14日 15時15分

毎月第二火曜日21時より放送中の「宮路一昭、川村万梨阿のアニタメ温故知新!」。

4回目となる放生送が、7月9日(火)の21時より行われた。「宮路一昭、川村万梨阿のアニタメ温故知新!」の魅力は、タイトルにも記されているように、宮路一昭と川村万梨阿、両パーソナリティのリードのもと、アニメ業界の歴史を、ゲストを交えて紐解いてゆくところにある。今回は、「音楽」という視点からアニメ業界を分析。

冒頭では、2人にまつわる情報コーナーから。宮路一昭プロデュース、7月30日に発売となる大橋歩夕の最新作『ちっくリマスター』(ベスト盤)と『未来トラベラー』(新作)。同じく、宮路、川村が出演する、宮路一昭プロデュースによる、8月22日に新宿ルイードK4で行われるイベント「TONES night vol.21」などを紹介していた。

鎌田美沙紀のボカロコーナー「メルリ宮殿」では、アプリ「VOCALOID 3 メルリ」を使い制作した楽曲の数々を紹介。ゲストとして招かれた藤田純二さんは、同番組の2回目にも出演。じつはそのとき、予定していた話の半分も語れなかったことから、ふたたび登場。前回は、スターチャイルド・レーベル時代の話に終始したことから。今回は、スターチャイルドから飛び出し、みずから「ユーメックス」というレーベルを設立した頃の話を中心に、今だからこそのエピソードも交え、語っていた。トークは、ユーザーからリクエストのあった「重戦記エルガイム」のイベント話からスタート。当時は各地をイベントでサーキット。「地方のお客さんたちを喜ばせるのが目的なんだけど。同時に、自分たちも各地で美味しいものを食べるために」に行っていた裏話が、さっそく登場。

当時のイベントは、すべて無料で開催。しかも、Tシャツなどのお土産付きだったという。あの頃は、「公民館のような場を借りてやっていた」こともあったそうだ。会場によっては楽屋らしい楽屋もなかったことから、川村万梨阿が、共演した本多知恵子と一緒に階段でメイク。その最中、入場が始まり、急いで隠れた裏エピソードも飛び出していた。「あの頃は、イベントを通し作品ファンの生の声を聴きながら、その想いを本作や、次に制作する作品へ活かしていた」という藤田さんの言葉を通し、あの当時のイベントは、ネット環境の無い時代だからこその大切なコミュニケーション手段だったことも実感させられた。ユーメックス時代の話は、庵野監督と手掛けた「ふしぎの海のナディア」についてから。当時、まだまだ躍進中だったガイナックス。「ふしぎの海のナディア」自体が、NHKで放送していたように、いろんな人たちが絡み合う大きなプロジェクトだった。それもあって、「かなり大きなプロジェクトゆえの、作っている人たちの意見が直接伝わる環境ではなかった中、庵野さんは何度も何度も現場の意見を取り入れた打ち合わせを提案しては、それを繰り返し、制作し続けていた」という、今に繋がる熱意を持った姿を伝えてくれた。

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