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ハッカーは遠隔操作で車を暴走させられる

ニューズウィーク日本版 / 2015年7月23日 19時30分

 電気自動車もサイバー攻撃に弱い。無線技術が採用されていなくても被害に遭う可能性はある。昨年、シンガポールで開催されたセキュリティ専門家の会議では、価格10万ドルのテスラSモデルも、6文字のパスワードを突き止めるだけでてロック解除ができるという報告があった。

 フォーチュン誌によると、昨年世界中で販売された電気自動車はおよそ30万台にのぼる。

 一方、BBCは22日、英大手セキュリティ会社がノートパソコンと簡単に入手できる機器を使って、車のインフォテインメント・システムに侵入できることを実証したと伝えた。カーナビやネット接続、マルチメディア再生などを制御するインフォティンメント・システムに侵入すれば、そこからさらにハンドルやブレーキを遠隔操作することも可能だ。

 ドライバーなしで走行する自動運転車が登場するなど、車のハイテク化は急速に進んでいる。それに伴って、自動車メーカーはセキュリティ対策も進化させなければ、顧客をサイバー攻撃から守れないと、バイロンは警告する。「車に対するサイバー攻撃はもうSFの話ではない」

コナー・ギャフィー


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