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犬を飼いたくても飼えないなら「シェア」すればいい

ニューズウィーク日本版 / 2015年9月14日 16時25分

 ペットだって、共有という選択肢があってもいいのではないか。

「BorrowMyDoggy」は、年間の会費を払うと、誰もが地域の好きなペットにふれあうことができるサービス。犬や猫が好きだけれど、マンションなので動物は飼えない......。特に都市部では、そう考えている人は少なくないだろう。そういう場合に、重宝されるサービスだ。




 捨て猫、捨て犬問題は、日本においても大きな社会問題である。ソーシャルメディアでも、飼ってくれる人いませんか?という投稿はよく見かける。助けたいのは山々だが、家にペットを飼えない事情がある、という場合も少なくない。

 であれば、同じようなペット共有システムを構築して、ペットを支援するということができるかもしれない。いわゆるチャイルド・スポンサーシップならぬ、犬猫スポンサーシップだ。定期的にサポートしているペットに会いに行ったり、遊んだりもできるという仕組みにすることで、単なる寄付とはちょっと変わってくるはず。

 これまでアイデアとしてはあったけれど、なかなか実現できなかったサービスを、情報密度の高い時代には実現できる可能性がある。共有のコンセプトは、命を大切にする社会との相性がいい。

※当記事はSocial Design Newsの提供記事です





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