【写真特集】ハロウィン around the World

　ハロウィンは、もともとヨーロッパの古代ケルトの伝統で、秋の収穫を祝い、精霊や魔女から身を守る魔除けのお祭り。アメリカなどの英語圏では、仮装した子供たちが「Trick or Treat」（お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ！）と言いながら、近所の家々を回ってお菓子をもらう習慣がある。

　日本ではあまり馴染みのない習慣だったが、数年前から全国各地で大人も参加できる仮装イベントの開催が増えて盛り上がりを見せている。昨年10月31日には、渋谷の街に仮装した数千人が集まって身動きが取れない程の混雑となり、警備の機動隊が出動する騒ぎとなった。

　アメリカの大衆文化というイメージが強かったハロウィンが、日本をはじめ世界各国で季節のイベントとして定着したのは、ソーシャルネットワークを通じて、自分の仮装やコスプレ姿を投稿して、友人らとシェアできるようになった影響が大きいと見られている。

　今や各地のローカルカルチャーと融合した、世界のハロウィンを見てみよう。


昨年のハロウィンで、渋谷から山手線に乗って帰宅する「スパイダーマン」たち　Yuya Shino-REUTERS


ニューヨークで開催されたゾンビイベントに参加して、バス停で休憩する親子連れ　Shannon Stapleton-REUTERS

川崎で開催されたハロウィンパレードに登場したコスプレイヤー　Yuya Shino-REUTERS


米メリーランド州のハロウィンパーティーに参加したドラキュラ姿の少年　Gary Cameron-REUTERS


川崎のイベントに参加した後、ハンバーガーに食らいつく「ゾンビの親子」　Yuya Shino-REUTERS

ニューヨークで開催されたイベントに、「バットマン」に扮した飼い犬と一緒に参加した「キャットウーマン」　Stephanie Keith-REUTERS


ニューヨークの民家にキャンディーをもらいに行く、仮装姿の子どもたち　Shannon Stapleton-REUTERS



ニューズウィーク日本版ウェブ編集部