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【まんが】少ない努力で大きな成果を出すのが、80対20の法則

ニューズウィーク日本版 / 2016年1月15日 15時12分

80対20の法則とは

 80対20の法則は、あらゆる人、あらゆる組織、あらゆる団体、あらゆる形態の社会が、毎日の生活や仕事の中で利用することができ、また利用すべきものです。この法則を知っていれば、いままでよりはるかに少ない努力で、いままでよりはるかに大きな成果を上げることができるのです。

 個人の場合は、生活が豊かになり、生きる喜びが増します。企業や組織の場合は、利益が増え、効率が上がります。政府や自治体の場合でも、コストを下げながら、公共サービスを質・量ともに改善できるのです。

 この法則は、生活の面でも仕事の面でも効果が実証されています。本書は、この法則を実践した方の幸福と成功への最高の手引きとなり、現代社会のストレスを解消する手助けになることでしょう。

(『まんがでわかる 人生を変える80対20の法則』より)

 本書では第1章で、80対20の法則の定義をします。そして80対20の法則の歴史を紹介し、さまざまなデータをもとに、この法則が実証されていることを説明します。

 80対20の法則は、経験律として正しいだけでなく、理論的にも正しいものだという裏づけがあります。しかしこの法則は、万人に受け入れられているわけではありません。メンタリティーや習慣が邪魔をして、真実が見えにくいことが多いのです。裏を返せば、メンタリティーや習慣を変えると、思わぬ真実が見えてきて、飛躍への道が開けると言えます。

 第2章では、80対20の法則を活用すれば、どの企業も必ず成功できることを説明していきます。このことはすでに実証されているのですが、企業の大半は、まだこの法則を十分に活用していません。中小企業であっても大企業であっても、業績改善を望むのであれば、第2章を十分に理解していただきたいのです。

 第3章では、商品やシステムを単純化することによって、商品力をアップしたり、コストを削減したりできることを解説していきます。また、利益につながっているのは顧客の中でもほんの一部であり、その顧客に対してどうアプローチするかが成功の分岐点となることを、実例を挙げて説明していきます。

 第4章では、80対20 の法則が時間を有効に使うためにいかに役立つかを説明します。さらに時間だけでなく、「意思決定」や「在庫管理」「プロジェクト管理」などにも威力を発揮することを証明していきます。

 第5章では、ほんの一握りの人が価値の大半を創造している事実をお伝えしています。つまり、企業においては、ごく一部の社員が利益を生み出しており、大半の社員は、報酬に見合った仕事をしていないのです。

 第6章では、無駄になっている残り80%をどう活用するかなどについて言及していきます。また、人脈の構築の仕方や、野望を実現するための10の鉄則についても示していきます。

 本書では、このような80対20の法則が厳然として存在し、世界を支配していること、さらにその法則を活用することによって「成功」や「幸福」が手に入れられることを、マンガを使ってわかりやすく解説していきます。

※第3回【まんが】駄菓子屋の経営も、20%の売れる商品が支えている はこちら

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