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2016年のネット配信はこう変わる──米メディアが予測する動画・音楽サービスの新トレンド

ニューズウィーク日本版 / 2016年1月18日 14時45分

音楽ストリーミングサービスの淘汰

 Fast Companyはまた、現在10社もの定額制音楽サービスが競合する米国では、淘汰が始まるのは時間の問題だとしている。アップル、グーグル、マイクロソフト、アマゾンの4強がすべて参入を果たしたことで、比較的小規模なサービスは撤退または買収されるとし、候補としてTidalやRhapsodyを挙げている。

 なお、日本での音楽ストリーミングの勢力図に影響を与えそうなのが、現在米国のみで提供されているグーグル傘下の「YouTube Music」だ。これは基本的にはスポティファイと同じ、広告付き無料配信と広告無しの有料配信のフリーミアムモデル。日本からYouTube Musicにアクセスすると、日本語でサービス概要が掲載され、「ダウンロード」のボタンからサービス開始の告知を受けるためのメールアドレスを登録できる。スポティファイかYouTube Musicか、どちらかが今年日本でサービスインして、「無料で聴き放題」の時代が到来するかどうかも気になるところだ。



高森郁哉(翻訳者、ライター)


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