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【写真特集】企業人目指す黒人女性の不安

ニューズウィーク日本版 / 2016年2月29日 19時20分

マルティニーク(21)「アメリカ企業で働いた経験があるが、公平な待遇を受けた。その道のプロと信頼関係を築き、マイノリティーを対象とする市場について私の意見を聞いてもらえた」


アレクサス(19)「統計によれば、米企業で専門職に就くアフリカ系アメリカ人の女性はわずか5%だ。私はマーケティング専攻の学生として、企業のリーダーになる将来を思い続けなければ」


ジェシカ(28)
「より大きな市場シェアを得るための企業戦略とともに多様な視点を持つこと、そして多様性を受け入れることはアメリカ企業のためになる」


ジャスミン(21)「若いマイノリティー女性の私にとって、企業は少し気後れする場所。私みたいな外見で、地位の高い人はあまりいないから。でもそのことが、後に続くアフリカ系アメリカ人に道を開くため、もっと努力しようと思わせてくれる」

アシュレー(25)「白人男性に有利で、有色人種の女性に不利なのがアメリカの企業社会だと感じる。でも専門知識を持って企業を監督し、成長させているマイノリティー女性もいる」


サブリナ(23)
「アメリカの企業は近寄り難いが、成功したい私にとっては将来が期待できる場所でもある。尊敬と報酬を勝ち取るには人の倍は努力しないといけない」カトリーナ(23)「私も顔の見えない主人公として、米企業社会の中のマイノリティー女性の一員になる。大企業が、マイノリティーや女性のリーダーを雇うことで、均等な機会を与える努力をしていることは認める。それはベンチで出番を待つ腕のいい選手たちがいるということでもある」


アジャ(19)「私は企業には入らない。人々が創造性やアイデアを自由に表現できる、もっと偏見がなくて自由な環境に行くと思う」

Photographs by Endia Beal

<本誌2015年12月8日号掲載>

≪「Picture Power」の記事一覧はこちら≫

Photographs by ENDIA BEAL


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