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つながりから「未来」を学び続ける

ニューズウィーク日本版 / 2016年5月13日 15時5分

「シェル・テクノロジーセンター・アムステルダムが完成した2009年当時、人々の環境意識が高まっていました。私たちは、アムステルダムのコミュニティに対してフレンドリーな存在でありたかった。社会に対して開かれた会社、それを表現するためのデザインなんです」

 アムステルダムに研究施設を保つという決断も社外とのつながりを強く意識したものだ。オランダの首都であり、世界中から才能が集まる場所。ここには土地の魅力がある。

「才能ある人々が、積極的に働きたくなる環境をつくりたかったんです。オープンなカルチャーがあり、インスピレーションがかき立てられる環境をね。そうして社内のみならず、社外の人々ともつながっていく。ロイヤルダッチシェルの社員はみな優秀ですが、エネルギーを巡る諸問題は、社外との協業なくして解決できるものではありませんから」

創業:1907年
売上高:約4,569億ドル(2014)
純利益:約163億ドル(2013)
従業員数:約92,000人(2014)
http://www.shell.com

コンサルティング(ワークスタイル):YNNO
インテリア設計:Fokkema & Partners Architects
建築設計:Arcadis

WORKSIGHT 07(2015.4)より

text: Yusuke Higashi
photo: Takeshi Miyamoto

※当記事はWORKSIGHTの提供記事です





WORKSIGHT


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