ペニス移植成功で救われる人々
ニューズウィーク日本版 / 2016年5月17日 18時26分
【参考記事】米軍の新兵器は「サイボーグ兵士」、DARPAが開発中
ペニスの再建手術は何十年も前から行われ、一定の性機能および排尿機能の回復に大きな成果を上げてきた。ただし、再建されたペニスは必ずしも本物に似ているわけではなく、勃起組織も含んでいない。つまり患者は、性行為中の勃起を維持するために、器具の移植を受ける必要もあるのだ。
ペニスを失った男性には将来、第3の選択肢が与えられるかもしれない。「再生ペニス」だ。北カリフォルニアのウィンストン・セーラムにあるウェイクフォレスト大学再生医療研究所の科学者たちは先ごろ、ウサギの細胞を使って勃起組織を生成し、再生ペニスをオスのウサギに移植する手術を行った。
同研究チームはすでに、ヒトの細胞からペニスをつくることにも成功している。現在は人間への移植テストの実施に向けて、米食品医薬品局(FDA)から承認が下りるのを待っているところだ。ほかの科学者たちも、耳や鼻、膣など、ほかの身体部位の生成に成功している。
ジェシカ・ファーガー
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
【海外発!Breaking News】銃で顔に重傷を負った男性、顔面の85%を移植する手術で自信「人生が変わった」(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年11月25日 19時25分
-
スーダン:戦傷患者の6人に1人は15歳未満の子ども──首都ハルツームの病院
国境なき医師団 / 2024年11月21日 18時20分
-
罹患者数1位『大腸がん』、専門医が最新事情を解説「肥満や運動不足のほか、加工肉や赤身の肉などがリスクを上げている」
ORICON NEWS / 2024年11月20日 9時10分
-
スーチャーレス生体弁によるロボット弁置換術を国内で初めて成功
PR TIMES / 2024年11月19日 11時45分
-
「仮性包茎」という分類があるのは世界で日本だけ…「被っているか」を異常に気にする日本人男性が多い理由
プレジデントオンライン / 2024年11月7日 17時15分
ランキング
-
1パキスタン、元首相釈放求めデモ激化=首都に軍配備、衝突で死者も
時事通信 / 2024年11月26日 20時41分
-
2米海軍哨戒機が台湾海峡飛行、中国軍は「大げさな宣伝」と反発
ロイター / 2024年11月26日 18時33分
-
3政府が政労使会議開催、石破首相「今年の勢いで大幅な賃上げを」
ロイター / 2024年11月26日 13時46分
-
4「フェンタニルは米国の問題」中国が反論 米中協力の「成果」を強調
産経ニュース / 2024年11月26日 23時4分
-
5ウクライナ軍、3日間で2度にわたり米国製「ATACMS」でロシア領内攻撃 ロシア国防省
日テレNEWS NNN / 2024年11月26日 23時28分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください