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日本軍と共謀した毛沢東を、中国人はどう受け止めたか?

ニューズウィーク日本版 / 2016年6月23日 16時35分

 彼らが待ち望んでいるのは筆者同様、「言論の自由」だ。

 だからこそVOAの生放送のページで、VOAは「言論の自由」に関するアンケートを行なったのにちがいない。

 自由は束縛されればされるほど、解放を求めるエネルギーが高まる。そして人間が最後に希求するのは金ではなく「人間の尊厳」だ。

 それが人類に共通してネット世界を覆っていることを、中国は自覚した方がいいのではないだろうか。

[執筆者]
遠藤 誉

1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会科学研究所客員研究員・教授などを歴任。『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』など著書多数。近著に『毛沢東 日本軍と共謀した男』(新潮新書)

※当記事はYahoo!ニュース 個人からの転載です。

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遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)


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