【ニーステロ】車が大量殺戮の凶器になるなら、人混みはどこも危ない
ニューズウィーク日本版 / 2016年7月16日 21時11分
今では、商業施設や政府施設、屋外の飲食施設などでも、車両の進入を禁止するための支柱や大きな障壁が備えられるのが当たり前になってきている。
しかし、意図的に群衆を狙い、車で突っ込んでくるテロを防ぐのは難しい。車が日々の生活の一部になった今、今後はニースのテロを模倣しようとする者が出てくるかもしれない。あるいは過激思想に染まった過激派が、今回のテロを受けて車以外の「ローテクのテロ」に目覚める可能性もある。
娯楽やイベントを楽しむ無防備な空間で、どうすれば人々の安全が守れるのか。ニースのテロは、対策の見直しを迫るものだ。
Mark Briskey, Senior Lecturer, National Security and International Relations, Curtin University
This article was originally published on The Conversation. Read the original article.
マーク・ブリスキー(豪カーティン大学上級講師、専門は国家安全保障と国際関係論)
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