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子供がスマホを壊しても、合理的に考えない方がいい

ニューズウィーク日本版 / 2016年9月19日 7時57分

『共働き夫婦のためのお金持ちの教科書』より

子供の場合には経済的合理性がすべてではない

 こうした考え方は大人の社会では重要です。企業のプロジェクトがうまくいかなくなった時、「これまでに投入した費用や手間を考えると、今さら撤退などできない」といった理由で、合理的に撤退を決められないケースがよくあるからです。しかし、子供の教育ということになると話は少し変わってきます。

 スマホのような商品の場合、修理するよりも新品を買った方が、経済的に有利ということがよくあります。例えば、購入時2万5000円のスマホの修理代に、1万5000円を出して修理するよりも、2万円の新品を買ってしまった方が、スペックも高く、総合的には得ということになります。

 しかし、子供は経済的に独立した存在ではなく、ものの大切さについて勉強している最中です。子供の不注意でスマホを壊してしまったのなら、自分の不注意をしっかりと認識させることが重要です。したがって、修理中の不便を体験することは、よい勉強になるはずです。

 子供のうちは、手間をかけても、修理したものを長く使う方がよいでしょう。

参考記事:【図解】年収1000万円はお金持ちではない


ニューズウィーク日本版ウェブ編集部


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