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[動画]逃げ遅れた牛たち 深刻なニュージーランド大地震の爪あと

ニューズウィーク日本版 / 2016年11月14日 20時0分

<ニュージーランドで14日未明に発生した地震は、死者2名、津波警報による避難数千人という規模のものだったが、夜が明けて状況が明らかになると、予想以上に被害が大きいものであることが次第に分かってきた>

 地元メディアのnewshubなどによると、14日未明に発生した地震は、マグニチュード(M)7.8、震源地はクライストチャーチの北東約91キロメートル。震源の深さは23キロ。この後、14日午後1時45分(日本時間午前9時45分)、マグニチュード(M)6.2の地震が発生した。

 一連の地震で、南部のウェリントンでは多くのオフィスが閉まっているほか、地割れや陥没が起きるなど大きな被害が出ており、高速道とも一部通行止めになっている。海岸線と浜辺に出されていた津波警報は解除されたものの、ナピエールから北部ダニーデンにかけてとチャタム島は依然、警報が出されたままだ。また一部の牧場では陥没で取り残された牛が行き場を失って立ち往生している姿が見られた。

行き場を失った牛たち(c) AP / Yoube

 南部、北部ともにいくつかの交通機関は運行しているが、ダイヤは乱れている。また、南部のカイコウラでは断水のためすべての商業施設はシャッターを下ろしているという。

 キー首相は「記憶している限りウェリントンで最も大きな衝撃だ。被害額は最低でも数十億NZドルに達する可能性が高い」との見方を示している。

ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

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