1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

トランプ今度は製薬会社を標的に 薬価引き下げを表明

ニューズウィーク日本版 / 2017年1月12日 9時55分

[ニューヨーク 11日 ロイター] - トランプ次期米大統領は11日に開いた会見で、製薬会社は「殺人」の罪を犯しているにもかかわらず、罰せられておらず、政府に多額の費用を負担させていると批判、薬価の改革を進める意向を表明した。また海外へと拠点を移す動きが加速しているとして、製薬業界を国内に回帰させる必要があるとした。米国では、生死にかかわるような医薬品の価格が大幅に値上げされたことで製薬業界への批判が高まっている。トランプ氏は薬価をめぐり、新たな入札制度を導入し、費用を圧縮すると主張。「われわれは世界最大の医薬品の買い手であるにもかかわらず、適切な価格設定が出ていない。入札を開始し、数十億ドルを削減する」と述べた。トランプ氏は選挙期間中、メディケア(高齢者向け公的医療保険)プログラムについて、現在は法律で禁止されている政府と製薬会社との薬価交渉を可能にするとしていた。メディケアは、製薬費として毎年数千億ドルを支出している。トランプ氏の発言を受けて、製薬株は軒並み安となった。ロイターCopyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください