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変革はいかに受容されたか? 「日本におけるキュビスム」展はまるで推理小説

ニューズウィーク日本版 / 2017年1月18日 19時41分

 なぜそのまま定着しなかったのか? どんなかたちでその影響が探れるか? 日本におけるキュビスムとはなんなのか? 問いかけに満ちた空間に並ぶ作品たちは、まるでミステリを読み解くためのヒントのようで、スリリングなアート鑑賞を楽しめます。


踊るように戯れるカップルは視点を変えると読書する大きな顔に...。戦前からピカソに衝撃を受けていた岡本は、彼を乗り越えなければならないと説いていました。 岡本太郎 《まひるの顔》 1948年 川崎市岡本太郎美術館 公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団 

闇に蠢く裸体はいずれも頭部がありません。戦火にほとんどの作品を失った鶴岡が戦後の虚脱感と向き合い、人間性を取り戻していく時代のもの。互いを踏みつけ、絡み合う四肢の表現にピカソの《ゲルニカ》の表現が重なります。 鶴岡政男 《夜の群像》1949年 群馬県立近代美術館

1952年に京都から上京した吉仲は、河原温や岡本太郎とともに、美術界に新しい機軸を打ち立てるべく活動していました。その意気込みを感じるにぎやかな画面はどこかレジェ風です。 吉仲太造 《生きもの H》 1955年 板橋区立美術館



「日本におけるキュビスム ピカソ・インパクト」

~2017年1月29日(日)
開催場所:埼玉県立近代美術館
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
開館時間:10時~17時30分 入館は閉館30分前まで
休館日: 毎週月曜日(1/9は開館)、年末年始(2016年12月26日~2017年1月3日)
TEL:048-824-0111
観覧料:¥1,100(併せてMOMASコレクションも観覧可能)

http://www.pref.spec.ed.jp/momas/



※当記事は「Pen Online」からの転載記事です。





坂本裕子 ※Pen Onlineより転載


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