エジプトの教会連続爆発で44人死亡 ISISが犯行声明
ニューズウィーク日本版 / 2017年4月10日 9時44分
エジプトで9日、キリスト教の一派であるコプト教の教会で相次いで爆発が起き、少なくとも44人が死亡、100人以上が負傷した。爆発は2つの教会で起き、過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。
最初の爆発はカイロの北にあるタンタの教会で発生。保健省によると、少なくとも27人が死亡、78人以上が負傷した。数時間後にアレクサンドリアの教会で起きた爆発では17人が死亡、48人が負傷した。
ISは、同組織の兵士2人が自爆攻撃を行ったと表明し、攻撃を続けると警告した。
これを受け、シシ大統領は3カ月間の非常事態を宣言した。
また、主要施設などの安全確保で警察を援護するため、軍の部隊を直ちに動員するよう命じた。[タンタ(エジプト)/カイロ 9日 ロイター]Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
この記事に関連するニュース
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください