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ホッキョクグマを閉じ込めたままでいいのか

ニューズウィーク日本版 / 2017年4月25日 17時25分

人気者のクヌートも例に漏れない。ドイツのベルリン動物園には、クヌートのキャラクター商品が並んでいた。それなのにたった4歳のとき、クヌートは発作を起こし堀に落ちて溺れ死んだ。

#Zoo di #Berlino: morto il #cucciolo di #orso polare erede di #Knut.#Fritz è solo l'ultima vittima dell'avidità umana.#animali #nozoo #rip pic.twitter.com/80qgllJTo6— Animal Amnesty (@AnimalAmnesty) 2017年3月7日


溺死したベルリン動物園のクヌート


ホッキョクグマを囲いに入れても、それは保護したことにならない。将来にわたる生き残りを重視するなら、動物園で繁殖を試みるより、彼らの故郷である北極の氷をいかに守るか、そのためにいかに温暖化ガスを減らすかを考えたほうがいい。

筆者は、動物愛護団体「PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)」の国際メディア担当者

【参考記事】食べつくされる「自撮りザル」、肉に飢えた地元民の標的に



ベン・ウィリアムソン


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