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トランプ政権のスタッフが転職先を探し始めた

ニューズウィーク日本版 / 2017年5月22日 18時43分

【参考記事】トランプのエルサレム訪問に恐れおののくイスラエル

本来ホワイトハウスは、米政界で出世しようと思う者にとってチャンスの宝庫だ。だが今転職先を探す職員たちにとっての問題は、トランプ政権から漂う腐臭をそそぎ、トランプの報復も招かずに鳥のようにきれいに飛び立つことができるかどうかだ。



トランプはこれまでも多くの政権スタッフをクビにし、批判してきた。トランプ陣営とロシアの関係を捜査していたFBI(米連邦捜査局)のジェームズ・コミー前長官も、イスラム教徒が多い国からの入国を禁止する大統領命令に従わなかったサリー・イエーツ元司法長官代行もそうだった。

実際、トランプが今でも擁護する元職員は、数日間だけ安全保障担当の大統領補佐官だったマイケル・フリンだ。フリンは自分とロシア側との接触について情報を隠したため辞任を余儀なくされたが、トランプは、フリンを救うためにFBIに捜査を中止するよう頼んでいたとも言われる。

ワシントンのリンクトイン・アカウントが急に活発に活動し始めるのも時間の問題だろう。彼らの望みは、トランプとは完全に縁を切ること、「求む、新しくクリーンなスタート」だ。


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クリス・リオッタ


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