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北朝鮮エリートはSNS大好き 毎日チェックを欠かさない

ニューズウィーク日本版 / 2017年7月27日 17時41分

取り締まり強化で粛清も

海外コンテンツの閲覧はこれまでも厳しく制限されてきた。26日の韓国紙・中央日報によると北朝鮮は近ごろ、中国・北京の北朝鮮大使館で徹底的な検閲を実施した。

そもそもの発端は6月末、在中北朝鮮大使館所属の要職に就く幹部が、韓国ドラマを見ていたことが摘発されたこと。事態を重く見た労働党指導部は、ピョンヤンから特別検閲団を送り込み、パソコンやCDのほか、外付けハードディスクやUSB、特に携帯電話を隅々まで調べ上げたという。

一般市民の娯楽への切実な思いを代弁した人物がいる。2016年に韓国へ亡命した太永浩(テ・ヨンホ)駐英北朝鮮公使は昨年12月、韓国の国会情報委員会の懇親会の場でこう述べた。「(北朝鮮国民は)昼間は金正恩万歳と叫ぶが、夜は布団をかぶって韓国ドラマを見て憧れている」。娯楽を求める思いに、階級は関係ないはずだ。

【参考記事】北朝鮮に対する軍事攻撃ははじまるのか
【参考記事】米学生は拷問されたのか? 脱北女性「拷問刑務所」の証言

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ニューズウィーク日本版ウェブ編集部


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