北朝鮮電撃訪問以外にない----北の脅威から人類を守るために
ニューズウィーク日本版 / 2017年7月31日 16時0分
かつてキッシンジャー(元米国務長官)が忍者外交で毛沢東や周恩来と会ったように、世界をアッと言わせる「米朝首脳会談」をするしかないのである。どうせ、トランプはキッシンジャーのアドバイスで政権を動かしている。ならば、忍者外交もキッシンジャーの真似をして、決断すればいい。
これらの全ては拙著『習近平vs.トランプ 世界を制するのは誰か』に書いてある。こういう結論しか出て来ない根拠を徹底的に分析した。
安倍首相もぜひ、北朝鮮電撃訪問を!
安倍首相にも提案したい。
トランプだけでなく、安倍首相にもぜひ、北朝鮮を電撃訪問することをお勧めしたい。
そうすれば、北の脅威は軽減するだけでなく、拉致問題解決の糸口も模索できる。日本国民の支持率も急増するだろう。
田中角栄がニクソンと競走したように、安倍首相はトランプ大統領と競争すればいい。それを先に成し遂げた人間が、ノーベル平和賞を受賞するだろう。
金正恩と会うことは、北の核・ミサイルを認めることになると警戒しているが、会わなくても、いや、会わない方が、北はもっと核・ミサイル技術をレベルアップしていく。その結果待っているのは、人類の滅亡だ。
北の脅威に怯えながら生きていかなければならない日本国民を救うには、これしかない。
その論理的根拠を、安倍総理は是非とも『習近平vs.トランプ 世界を制覇するのは誰か』を熟読して理解していただきたい。この本で全て詳述した。
[執筆者]遠藤 誉
1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会科学研究所客員研究員・教授などを歴任。著書に『習近平vs.トランプ 世界を制するのは誰か』(飛鳥新社、7月20発売予定)『毛沢東 日本軍と共謀した男』(中文版も)『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』など多数。
※当記事はYahoo!ニュース 個人からの転載です。
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遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)
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