有力な「証人」が米で不審死 インドネシア史上最大級汚職事件の闇
ニューズウィーク日本版 / 2017年8月21日 13時45分
今回のマルリム氏の死を受けてKPKのフェブリ報道官は8月14日に「e-KTP事業の捜査は何の変更も影響もなく続く。すでに犯罪を立証するに十分な証拠は得ている」とのコメントを発表、今後の捜査の継続と容疑者追及の手を緩めることはないことを明らかにしている。
[執筆者]
大塚智彦(ジャーナリスト)
PanAsiaNews所属 1957年東京生まれ。国学院大学文学部史学科卒、米ジョージワシントン大学大学院宗教学科中退。1984年毎日新聞社入社、長野支局、東京外信部防衛庁担当などを経てジャカルタ支局長。2000年産経新聞社入社、シンガポール支局長、社会部防衛省担当などを歴任。2014年からPan Asia News所属のフリーランス記者として東南アジアをフィールドに取材活動を続ける。著書に「アジアの中の自衛隊」(東洋経済新報社)、「民主国家への道、ジャカルタ報道2000日」(小学館)など
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大塚智彦(PanAsiaNews)
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