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iPhoneのイヤホンジャックは作れる!元エンジニアの力技で新モデルの不安も解消?

ニューズウィーク日本版 / 2017年9月12日 19時0分

<iPhoneの発売から10周年を迎える今年、これまでにない新たな機能を盛り込んだ新型iPhoneの発表に期待が高まるが、iPhone7でなくなったイヤホンジャックはどうなる? どうしても困ったら、こんな力技がないこともない・・・・・・>

グーグルにエンジニアとして勤務した経験を持つスコッティ・アレンは、iPhoneを愛するアメリカ人。アレンは今年4月、これまで使っていたiPhone6sから、性能の高いカメラを搭載したiPhone7に買い替えたが、慣れ親しんだイヤホンジャックがないことに不満を募らせた。そして、ついにiPhone7に穴をあける決断をした。

アップルは、昨年発売したiPhone7から、イヤホンジャックを廃止し無線イヤホンに変更。そう、iPhone6sの本体左下にはあった、従来のイヤホンを指し込む穴がなくなっている。



iPhone7にイヤホンジャックはない Beck Diefenbach-REUTERS


穴がないなら開ける

アレンは今年4月に、中国・深圳市の電器街でパーツを買い集め、約2カ月を費やしてiPhoneを手作りした動画をYouTubeに公開し、話題になっていた。ちなみにこの時にかかったのは部品代だけで約300ドルだったという。

そして今回は舞台を香港に移し、これまで誰も成功していない「イヤホンジャック掘り」計画に着手した。

【参考記事】iPhoneはなぜ割れるのか?<iPhone 10周年>



9月6日にYouTubeに公開された30分の動画を見ると、アレンの執念と努力が伝わってくる。香港にはiPhoneや中古の携帯電話が流通する場所があり、中には精通する知識や技術を持つ者も。冒頭で登場する中国人男性がはっきりと「(イヤホンジャックを作るのは)不可能!」と言うほどの難題に立ち向かう奮闘劇は必見だ。イヤホンジャックの作り方に興味のある人は、下の動画をご覧いただきたい。



完璧なイヤホンジャックを作るには、厄介な問題が山積みだった。そしてかかった費用も馬鹿にならない。17週間の試行錯誤の末に3.5mmのオーディオポートを復活させることに成功したわけだが、このために壊したiPhoneは3台、多くの部品もゴミにした。結局、トータルで数千ドルかかったというから、iPhone6を新品で購入するほうが安い。

【参考記事】心の病が彼らを偉大にした

中国語でマニュアル制作中

アレンは「(中国の)人々にこの方法を実行してもらいたい」と語っている。インターナショナル・ビジネス・タイムズ(IBT)によると、アレンは、この「穴あけ法」を普及させるべく、マニュアルの中国語翻訳を進めている。

その発売が待ち望まれるiPhone8でも、MacRumorsによれば、事前に流出した図版などからイヤホンジャックの復活は望み薄だ。

しかしながらアレンの望みは、わざわざ自分でイヤホンジャックを作ることではない。願わくは、アップルからヘッドフォンジャック付きの新型iPhoneが登場して、力技を行使することがありませんように。

【参考記事】絶好調アップルを支える中国の搾取工場
【参考記事】謝らないアップルの危険性

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ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

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