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米ティラーソン国務長官「条件整えばパリ協定に残留も」

ニューズウィーク日本版 / 2017年9月19日 7時20分

ティラーソン米国務長官は17日、米国は適切な条件の下で、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」にとどまる可能性があるとの認識を示した。米政権が示していた離脱方針の転換を示唆する発言。

同長官はCBSの番組「フェイス・ザ・ネーション」で、米国にとって公平で均衡の取れた条件が設定できるなら、トランプ大統領はパリ協定で他国と協力することに前向きだと語った。

米国が協定に残留する可能性はあるかとの質問に対し「条件が整えば、そう思う」と答えた。

マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)も同日、テレビのインタビューで、トランプ氏は常にパリ協定の修正検討に前向きだと述べ、同様の認識を示した。

ABCの番組「ジス・ウィーク」で、「(トランプ氏は)米国にとってより良い条件となれば、再び加盟する可能性を残した」と語った。[ワシントン 17日 ロイター]Copyright (C) 2017トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ロイター

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