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フェイスブックがロシア関与の米世論分断広告を議会に提出

ニューズウィーク日本版 / 2017年9月22日 14時57分

「アメリカの民主主義を傷つける手段として使われたくない」と語り、すべての介入を停止することはできないが、選挙への介入を減らす努力はできる、と語った。



さらに、今後もロシアの選挙介入にフェイスブックが使われたかどうか、調査を続ける方針だ。

「今後も政府への協力は続ける」とザッカ―バーグは語った。「ロシアや旧ソ連諸国のキャンペーン団体など、外国勢力の調査を継続し、どのようにフェイスブックを利用しているか解明する。時間がかかる作業だが、徹底した調査を行う」

またザッカ―バーグは、選挙介入に対する新たな防止策の構想も示した。広告料を誰が支払ったか等の情報を明らかにすることで、「政治広告のより高い透明性を確保する」ほか、来年には選挙介入に対応するチームの人員を倍増させる。

ドイツの総選挙を9月24日に控え、フェイスブックは各国の選挙管理委員会との協力関係を強化し、選挙中のネット活動の危険性について緊密に連絡を取り合う方針を示していた。また政治的な嫌がらせなどに対応するため、「ユーザーを保護するサービスをさらに追加する」という。

(International Business Times)


デニッセ・モレノ


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