集団指導体制は保たれるのか?──新チャイナ・セブン予測(4)
ニューズウィーク日本版 / 2017年10月13日 17時30分
一期5年、最大二期という政権内では政治局常務委員(チャイナ・セブン)の数を変えることも考えにくい。考えられるのは、党規約の修正で、これは5年に一回必ず行っていることであり、政権終了時に書き入れる慣例ではあるが、二期目に入るときに「習近平思想」を記入するくらいのことはやるだろうと思われる。
[執筆者]遠藤 誉
1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会科学研究所客員研究員・教授などを歴任。著書に『習近平vs.トランプ 世界を制するのは誰か』(飛鳥新社)『毛沢東 日本軍と共謀した男』(中文版も)『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』など多数。
※当記事はYahoo!ニュース 個人からの転載です。
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遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)
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